その昔、第一次世界大戦の時にレッドバロンと呼ばれたパイロットがいました・・・
少し以前の、国際救助隊ＫＳＳにマッハバロンと呼ばれるロボットがいました・・・
そしていま！第三のバロンが出現したのです！
その名も！【復讐医バロン】

ところで、この作品に登場するヒロインを嬲る役の登場人物達なんですが、その性格と言うか
キャラクターが、尋常じゃないと言うか逝ってる性格の人間ばかりだったりします。
当然のようにこの回の黒人さんも普通じゃないです。

そんなこんなでこの新妻さん、肉体的・精神的にボロボロされた末に復讐医バロンに出会って治療（
改造？）されて、犬の首を一撃で切断するほどの力を得て、自分をこんな風にした男達に復讐を開
始します。

作品の内容はと言うと…エログロナンセンスであり、いろんな意味で読者サービス精神に溢れた、お祭とか
に掛けられていた、俗な興味を満足させてくれる見世物小屋的な漫画…と言うところでしょうか？
（ある意味、６０年～７０年代代当たりに出版されていたひばり書房の怪奇漫画シリーズを思い出させてくれる
作品です）

で、登場するヒロインさんは例外なく、酷い事になります。
今回は、旦那さんが薬物中毒になっていて黒人さんの売人に、この新妻さんを薬の代金の換わり
に売り飛ばしたりします。

なんと、強度のアナルマニア（え～アナル専門の官能小説家で結城彩雨という作家さんがいる
のですが、日本語が読めるとしたらこの黒人さん…絶対に愛読者でしょうね）で、トゲトゲリング
を装着した自慢の息子で責めまくった結果、新妻さんの下半身をボロボロにしてしまいます。

そして治療（しつこいようですが、ほとんど改造と言うレベルです）で得られた能力を最大に生
かして復讐を開始します。

ちなみに今回、彼女が治療（改造）された箇所は、腸だったのです！
強化改造された腸の威力は凄まじいの一言で、アナルマニアの黒人さんを、彼が一番好きな
部分（トゲトゲリング付き）で一撃粉砕！
次は、薬の代金の換わりに自分を売り飛ばした旦那の番だ！
しかし、この腸が自在に動くのって映画の【ゾンバイオ】（別名・変態ゾンビ大進撃？）とか、
レモンピープルで連載されていた【内臓レディ】（著者・中山たろう）を思い出しますね。
（【内臓レディ】「脱腸！」の掛け声で、内臓が飛び出して強化外骨格となる、腸が変形した
脱腸ブレードで悪の組織と闘う、漫画でした）

ただ、この新妻さん…復讐を終えた後、自らも死を選んだようです…
ある意味これが、タイトルの煽り文句
【憎しみと官能の復讐浪漫】の真骨頂なのかも知れません

さて、今回で【復讐医バロン】を終らせる予定でしたが、この魅力をさらに伝えるために、もう一回続
けさせて頂く事にしました。
（いえ、私用で忙しくて今回だけで、書き切れなかったので…）、