「蓬莱学園の凌辱!』



 常夏の島である宇津保島、その冬休みは、夏休みほどでは無いがそれなりに長い…恋人もいない身分としては、暇を持て余さずに過ごす事は、なかなかに難しい事と言えた。
「はぁ〜…いっその事、実家に帰省した方が良かったかな?」
 弁天女子寮の一角で、彼女…加納直美が、ずれた眼鏡をなおしながら天井を見上げ、ベッドの上で溜息をついた時に、タイミング良く机の上に放り出していた携帯が鳴った。
「はい?」
 慌てて携帯に出た直美の耳に、聞き覚えのある声が一つ…
 電話の主は、幼馴染で本土時代からの友人でクラスメイトである篠宮秋子から…暇だったら、自分のマンションに遊びに来ないかというお誘いの電話である、暇を持て余して直美が、二つ返事で遊びに行く事を了解したのは、当然の事であった。

 篠宮秋子が下宿先としている、学生向けのマンションへと加納直美が辿り着いたのは、午後の事であった。
 結構立派なマンションである…本来なら、学生達の全ては、学校が用意した寮へと入るのだが、一部の金銭的に余裕がある裕福な生徒は、より良い環境や自由を求めて自前でマンションを借りている人もいる、友人の篠宮秋子もそんな裕福な生徒の一人だ。
「ごめんくださ〜い」
 チャイムを押して、インターフォンに向かって挨拶をする。
「いらっしゃいませ〜!」
 すぐさま玄関の鍵は開けられて、中から一人の少女がニコニコと笑顔を浮べながら出迎える。
「あれ、春子ちゃん」
 ちょっと驚いた声を出す直美の手を引っ張って春子は、直美を玄関から家の中へと連れ込んだ…ここで春子は、小さな 間違いを犯してしまう…小さな間違い…それは、開けた玄関を完全に閉める事を忘れてしまったのである、オートロックであると言う考えが、つい戸締りを忘れさせてしまったのだ、結果としてこの事が、篠宮秋子と春子の姉妹、そして加納直美の三人にとって、残酷なまでの運命をもたらす事になったのだが、この時点でそれを知る術はなかった。

「いらっしゃい、直美おねちゃん!」
「こんにちは…て!なんで春子ちゃんが、ここに居るの?」
 直美は、疑問を秋子に言う。
 幼馴染である直美は、自分を部屋に連れて着てくれた少女が、秋子の妹である春子ちゃんである事は知っているが、なんでこの場所にいるかを不思議に思う…確かまだ中学生だった記憶があるからだ。
「うふふふ、この娘ね来年度から私達の後輩になるのよ、それで一足お先に偵察がてら遊びに来てるのよ」
 納得…そうか、春子ちゃんも蓬莱学園に入学するのか…そして、幼馴染の二人をもう一度見る、にこやかな笑顔で直美を迎える秋子と春子の姉妹、そんな二人を見て直美は、この世の中は少し不公平かもしれないと思ってしまう。
 それほどまでに、目の前にいる秋子と春子の姉妹は、同性の自分が見ても美人であり可愛かった。
「直美ちゃん?」
 少し、ぽ〜…としてたのかも知れない、秋子が少し不思議そうな表情をして、立ったままの私の名前を呼んだ。
「あっ、ごめんなさい…はい、これはお土産ね」
 そう言って、私は手作りのクッキーを手渡そうとした瞬間に、横から手がヒョイ!と伸びて来たかと思うと、クッキーを包んだ袋を取り去っていく
「直美姉ちゃん、ありがとう!いまお茶と一緒にお皿に入れて持ってくるからね」
 春子であった。
「こら、春子!」
 姉の言葉を御尻に聞いて、春子が台所にへと向かっていった…それを見ていた、直美がクスクスと笑う…つられて秋子もクスクスと笑い出す。
 楽しいひと時が、こうして始まったである…この時に、後の不幸を予感したものは誰もいなかった…

 休日、仲の良い友達同士、テーブルの上にはクッキーと良い香りの紅茶、ラフな姿で3人はTVゲームに興じ、遊んでいる。
 敗者は優勝者の言う事を何でも聞かなければならないと言うルール…すでに、どん尻が決定した直美に、命令する権利をめぐって、秋子と春子の二人が、対戦ゲームに熱中している。
 その姿を横から、自分が持ってきたクッキーを食べながら見る直美の耳に…カタン…と言う音が、入ってきた。
「んっ?」
 何の音だろう?…そう思ったが、直美は気にしなかった。五月蝿いくらいのTVゲームの音が、その音は、直美の聞き違いだと判断させたからだ…しかし、その判断は間違いであった。

 春子が鍵を掛け忘れた玄関…その玄関の扉が開き、三つの影が家の中に進入して来た。
 三つの影、それは3人の男達…男達の一人は、玄関の鍵を閉めるとチェーンロックも施して、家の中へと進入を開始した。
 居間から聞こえるTVゲームの音と少女達の上げる姦しい声、それに引き寄せられるかのように男達は、居間へと足音を忍ばせて進んでいくが、途中で廊下にあった置物を倒してしまう。
 カタン!…結構大きな音がする、男達は身を竦ませて状態を見る…どうやら、気がつかれた様子はない…男達は、居間が見える場所まで辿り着く事に成功する、そして居間の様子を探るように見た。
 テーブルに集まって、TVゲームに興じる少女達の姿を確認すると男達は、笑みをその顔に浮べた…獣の笑み…欲望の笑み…好色な笑み…それらの笑みを浮べた男達が、次に起こす行動は単純であり、明快な事であった。
そして、直美…秋子…春子にとっての地獄が、そして男達にとっては獣欲を満足させる至高の時が、始まったのである。

 ガタン!…今度は、はっきりとした音が聞こえた。
 音がした方を反射的に振り返る、直美の視界いっぱいに男の姿が映し出された。
「きゃっ!」
 悲鳴をあげる直美の声に、ゲームに夢中になっていた秋子と春子の二人も振り返り、そちらの方を見ようとした瞬間、飛び掛ってきた男達にその場に押し倒されてしまった。
 三人の男達が申し合わせたように、それぞれの娘達に伸し掛かると、その場で娘達を犯し始めた。

 直美に襲い掛かった男は、3人の中で一番太った男だった。
 その体重で、直美を押し潰すかのように覆い被さり、直美の身体を羽交い絞めにしながら、来ている服を引き剥がし始めた。
「ひぃっ!だっだぁれぇがっ!」
 押し倒され、着ている物を引き剥がされた直美が、大声を出して助けを呼ぼうした瞬間に、男の拳が容赦無い一撃を直美の顔面に叩き込んで、叫び声を途中で黙らせる…更に二発、パンチが直美の顔面に叩き込まれる…容赦ない加虐…殴られた痕が、痣となり浮き出る、鼻血が顔を染め上げる、折れた歯が口の中でゴロゴロする…それで、直美の抵抗は無くなった。
 圧倒的な暴力の前に、直美は抵抗する気力を完全に粉砕され、男の成すがままになる…ビリビリという音を立てながら、着ている服が引き裂かれていく…露出する乳房に、男の手が伸びて、直美の豊かな乳房を揉み上げ、しゃぶるようにしながら乳首を舌で転がして弄ぶ…
「いや…いやぁぁ…やめ…て…やだぁぁ…」
 喘ぐような微かな声を出すだけの直美…無論の事、男はその言葉を無視しながら、直美の肉体を犯していく…じっくりと楽しみながら…

 その隣では、秋子と春子の姉妹が同じように、男に押さえつけらている…武道に多少の心得があった秋子は、辛うじて襲いかかってきた男の手から逃れたものの、他の男の捕まった春子を楯に取られ、同じ様に男に押し倒される事になっていた。
 着ているセーターが捲り上げられて、乳房が露出する…ブラジャーが剥ぎ取られ、綺麗な形の乳房が男の目に晒され、それを嬲られる…爪を立てて乳房を揉む男の手に蹂躙された乳房が、蚯蚓腫れと歯形で汚されていく…乳首を啜る男の舌が、ナメクジのように這い回る…春子を楯に取られた格好になった秋子は、抵抗する術も無く男の蹂躙に身を任せる他無かった…

「やだぁぁーーー!お姉ちゃん!たすけてぇ助けてぇぇーーー!!」
 小柄な春子の身体が、男の思う様に弄ばれながら犯され行く、姉に助けを求めても救いの手は差し伸べられず、聞こえてくるのは、直美の悲鳴と秋子の喘ぐような声だけ…
 スカートが引き下ろされ、下着も同時に擦り下ろされる、剥き出しになった白い尻に男の手が伸びて、尻の割目に沿って手が上下していく、そのおぞましい感触を感じながら春子は助けを求めて泣き叫ぶが、それに応えてくれる人は誰もいなかった。

 壊れた眼鏡が、引っかかっている殴られ醜く腫上がった顔面…切れた唇から血が流れる、その唇に男の舌が入り込んできて、唇を汚し口の中を舌を絡ませて、口中に溜まった血を啜り上げ、折れた歯を転がし、歯茎を舐め上げて刺激する…
 この家に押し入った3人の中で、一番のサディストが、直美を犯している男である、その男が三人の少女達を見た時に、一番の被虐心を誘った少女…それが、直美であった。
 直美が悲鳴を上げなくても、男は直美を殴ったであろう…
 男が、直美の唇から自分の口を離す…血塗れになった己の口を、直美の乳房の上に這わせながら、その乳房を噛む!
「ああ…ぐぅぅ…い…痛…い…」
 痛みの呻き声を出す直美を無視して、乳房に食い込ませた歯を更に強く噛み締める…柔らかな乳房を噛み千切る寸前まで、噛み締める快感…血塗れの乳房に、くっきりと刻み込まれた歯型から、新たな血が滲み出して、乳房を更に赤く染め上げていく…
 身体を這う舌…赤い血の痕を残しながら、下へ下へと降りていく…その途中で、刻み込まれる歯型と傷痕…直美の太腿を抱え上げ、男の顔が股間部に埋められる、舌が直美の秘部を舐め上げ、小陰子に歯を立て悲鳴を上げさせて行く…それが、男にとって快感であった。
 そして、両足を大きく押し広げると、その間に身体を多い被せた…
「ああぁぁ…やだ…痛い…いたぁいよぉぉ…やだよぉぉ…うぅぅ…いやぁぁーぎゃっ!!」
 呻く言うな悲鳴が口から出た瞬間に男の拳が、再び顔面に叩き込まれ、悲鳴を中断させる…男の荒い息づかいと呻くような泣き声…それが延々と続き…やがて、それすらも聞こえなくなった…

 男が身体上で蠢く…股間に挿入された男根が、私の身体を引き裂きながら犯していく…痛みすら感じなくなってきていた…
 ああ…直美ちゃんが、殴られながら自分と同じ様に犯されている…春子の悲鳴も聞こえるが、助けてあげる事が出来ない…どうして、こんな目にあわなければならないのだろう…
漠然とした意識の中で、秋子は考える…答えの出る筈の無い事に、答えを求めながら…

 直美や秋子に比べれば、下半身のみを剥ぎ取られた状態の、春子はまだましだったかも知れない、しかしそれも五十歩百歩…似たようなものでしかなかった。
 下半身のみを剥き出しにされた春子が、男に尻を抱え込まれ犯されている…ヴァギナではない、尻の穴…肛門を犯されていた。
 肛門挿入と言う代物は、本来ならそれなりのテクニックと言うか準備が必要である、しかし男は準備などする筈もなく、強引に春子の尻の穴を犯した。
 柔らかな粘膜に覆われた肛門を引き裂きながら、男のペニスが挿入されていく
「ひぎぃぃぃぃぃ―――!!」
 張り上げられる悲鳴、さすがにその声が気にかかったのか、男は春子から剥ぎ取った下着を、春子の口に捻じ込んで悲鳴を中断させる。
 そうして、男は改めて春子の尻の穴を犯していく…粘膜が裂け血が滴る…脱糞した糞が、ボタボタとこぼれ出す…男は、それを無視して春子の尻を犯し…その体内に射精した。

 直美は、その後…男に尻の穴も犯された…秋子は、さらに三度体内の射精された…春子は、自分の糞のこびりついた男根を舐めしゃぶらされ、それを嚥下させられた…

 男達が、マンションから出て行った後には、精液の詰まった肉袋と化した、3人の少女達が残されていた…

 追記…加納直美、篠宮秋子、篠宮春子…以上3名は、妊娠している事が三ヵ月後に判明した…




                                                      おわり


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