『 被虐の女子寮 』


                                  第一章

                            【千恵…凌辱の始まり】


ボォ〜ン…ボォ〜ン…
「ひゃうっ」 
廊下の大時計が午前二時の時を告げる音に驚き、私は小さな声をあげてしまった。
深夜、寝静まっている寮内の廊下を私は足音を忍ばせて歩いている私、1年生の寮から3年生の寮までは、おなじ寮内だけど、一つの建物の中とは言えそれなりに距離がある、しかも小百合先輩の部屋はその奥の一番端で、他の3年生の先輩達の部屋からもポツンと離れている。
私は、今の声が誰にも聞こえなかったかを確かめるように、ゆっくりと周囲に気を配る、可能性は低いとは言え、見回りの舎監の先生やトイレに行くためにとかで、起きて廊下を歩いている他の生徒達に見つからない様に用心しながら、静かに廊下を歩いていく…
そう、小百合先輩の居る部屋を目指して…

 入寮した時に寮長として私達1年生の前で歓迎の言葉を紡ぎ出していた先輩、少しハスキーな声と黒く流れるような黒髪、そのしなやかな指先や均整の取れたプロポーション、それは私に無いモノを全て持っていた大人の女性だった。子供っぽい幼い声と少し癖のある赤茶けている髪、悲しくなる様な小さな胸と子供のような体つき、そんな私とは、かけ離れた存在の先輩に憧れるてしまう、先輩のようになりたい!
だけど、なれる筈がない事は、私自身が一番知っていた……だから私は先輩に憧れる、それだけが、今の私に出きる事だったからだ。

 放課後、授業で使った教材をかたずける様に言われた私が、大量(でもないが)の教材を抱えて学校の廊下をよたよたと歩く…重い…誰か手伝ってくれないだろうか?
そんな事を考えた瞬間、不意に持っていた教材が軽くなる。
「この荷物、どこまで運ぶのかしら?」
 そこには小百合先輩が先程まで私が、必死になって抱えていた教材を持って立っていた。ぼ〜ぜんとしている私に小百合先輩は持ち前のハスキーな、そして優しい口調で言う。
「同じ寮の人ね…たしか、お名前は…」
「千恵…千恵です!松本千恵と言います!小百合先輩!」
 素っ頓狂なほどに大きな声で名前を言う。周りの人が驚いたような顔で私と先輩を見て笑っている、そして小百合先輩もクスクスと笑いながら言う。
「松本さん、ありがとう、私の名前を覚えていてくれていたのね……さっ、荷物を運んでしまいましょ、この荷物はどこに運ぶのかしら?」
「はっはい!いえ!いいです自分ではこびます」
「あら?迷惑な事だったかしら?」
「ちっちがいます!憧れの先輩にこんな荷物運び…!?」
 言ってから気がつく、私の言葉に、憧れの先輩と言う言葉に、顔が赤く染まっていくのがわかる、胸がバクバクと早鐘のように打ち鳴らされ、頭の中かグルグルと回り始め、気が遠くなっていく、先輩はニコリと微笑みを浮べて言う。
「ありがとう、私も嬉しいわ、貴方のようなかわいい後輩に憧れてもらえるなんて…」
 それが私と小百合先輩との御付き合いの始まりだった。

 同じ寮に寝起きする。それだけでも嬉しかった。さらに寮の中で、学校への登下校の最中、中休みの時間、昼休みの時間、放課後、暇さえあれば……違う!暇が無ければ、無理をしてでも、私は先輩の側にいるようになる、幸せだった…憧れの先輩と共有する時間…そして、憧れがそれ以上の、愛と言う物に変わるのには時間がかからなかった。

 放課後の屋上、人気は無い……そこで私と先輩は抱擁して抱き合い、深い口付けをする、御互いの舌が御互いの口内で絡み合う。小百合先輩の柔らかな舌の感触が気持ちイイ、軽く噛まれる舌の感触と、スー……と離された口元に互いの唾液が細い糸となり唇を繋ぎあっている、それがぷつんと途切れる…
「千恵、今夜…私の部屋に来てくれるわね?」
 こくんと、私は頷く、そして激しい口付け…ぽ〜とした私は頷く事だけしか出来なかった。

 無事に先輩の部屋に辿りつく……ドアを軽くノックする、カチャリと内側からドアが開かれ、そこには先輩が立っていた。
涼やかな先輩の立ち振る舞い、少しハスキーな声で先輩が聞いてくる…
「いい?」
 私はコクリと頷く、そして先輩に誘われるままにベッドへと、私は向かった…
 激しい口付けと優しい愛撫、先輩の指先が体中を這いまわる、下着の内に先輩の掌が滑り込んできて、私の薄い恥毛を指先が掻き分けて行き、自分ですら触れた事のない、まだぴったりと閉じられたままの乾いた部分に指先が触れて、愛撫をし始める……今までに感じた事の無い快感が身体を走り、ビクビクと身体が震えてくる、そして自分の股間が濡れてくるのがわかった。
半分ネグリジェを脱がされ、快感の波に翻弄されている私に先輩が、す〜…と掌を股間から離し立ちあがる、ああ…もっと触ってほしい、優しくしてほしいと言う気持ちが、欲望が心の内から溢れてくるのがわかる、そんな私を見ながら、先輩は自分が着ている夜着を脱ぎはじめた。
先輩の裸身は、私が想像したとおりの白い肌がまぶしくて、豊かな乳房が羨ましいほどに魅力的だし、形の良いお臍が気持ち良い、そして先輩はスカート脱ぎ去り下着を脱いだ……しかし、次の瞬間に私は異様な代物を見る事になる、ビン!とそそり立つ異形の物体!それは巨大なペニスだった。
「あっ!ひっ!せっ…せんぱい!」
 今までの甘美な思いが一瞬に破りさられる、あるべからずモノがそこにある、その昔に父と風呂にはいった時に見た記憶のあるモノ、しかも記憶にある父のペニスよりはるかに大きくて、禍禍しくて、グロテクスにそそり立ちながら、赤剥けになった先端から半透明な液体を滲ませ脈打っている。

「さっ、最初は口でしてもらおうかしら…?」
 優しく小百合は言う、驚愕のためか?恐怖のためか?呆然としてる千恵の頭を掴んでグイッ!と小百合は、剥き出しにしている下半身を千恵の顔面に近づけていく、そしてビクビク蠢きながら、半透明の液体を滲み出させているペニスを無理やりに千恵の口に捻じ込んだ、否応もない、口の中に突き込まれた肉の塊が、小百合のグラインドに合わせる様に口の中で跳ねまり蠢き、ペニスを念入りにしゃぶらせる、口の中で暴れ回るペニスが、千恵の柔かい舌を巻き込みながら、突き込まれて喉の奥底にゴツゴツとぶつかる、その度にこみ上げて来る吐き気と嫌悪感に千恵は、くぐもった鳴咽を漏らす。
「うぐぐぐぅぅ、ぐふぁっ!あがぅっ……」
「千恵、だめよ!小さな頃にお母様に言われなかったかしら?口の中にモノを入れたままで喋ってはいけません…と?」
千恵に口で奉仕をさせている小百合が、微笑みながら言う、そして咥えさせたペニスをさらに喉の奥、喉仏の辺りにまで突き込み、無理やりに呻き声を中断させた。
小百合が、腰をゆっくりと、そして激しくグラインドさせながら千恵の口を嬲る、浅く深くリズミカルに、そして自分のペニスを千恵の柔らかく暖かい舌に絡み付かせるようにしながら念入りに
「そう、そうよ!千恵、もっと舌を絡ませながら、啜るように動かしなさい、いま美味しい物を飲ませてあげるから、私の手作りの特製に美味しい濃縮カルピスをね…ふふふ…」
小百合のペニスをしゃぶらされる千恵の眼に涙が零れる、なぜ…どうして…せんぱい…せんぱい…小百合…せんぱい…理解できなかった。どうしてこのような目に、自分があうのかわからなかった…しかし、現実に千恵は小百合に口を犯され続けていた。
「くっ!くふっ!んんっ!」
「ん――!んぐっ―――― !」
小百合の歓喜の呻き声と、千恵の何とも言えない哀しい気なくぐもった悲鳴が重なる、溢れ出した大量の精液が滴り千恵の頬を伝い流れる………
小百合が千恵の口から自分のペニスをゆっくりと引き抜く、先端から滴り落ちた精液がボタボタとこぼれ出す。
「ゲホッ!ウエッ〜…くぅ、いやぁぁ……もう、やめて、かんべんしてください!先輩…先輩…おねが…あうっ!」
自分の涙と小百合の精液でグチャグチャになった顔で、千恵が哀願する、しかし小百合は千恵の髪を掴み上げ、自分の方に顔を向けさせ、優しく微笑みながら言う…
「千恵、これからが本番なのよ?楽しみましょう…」
 そう…凌辱の宴はまだ始まったばかりであった………


                                 第二章
 
                         「千恵…凌辱地獄」



 微笑み、そう微笑みながら小百合が言う。
「千恵、もったいないわよ、お飲みなさい…」
「えっ?」
 頬や唇に残る残滓、その残滓を細くしなやかな指先で拭い取る、小百合の指が千恵の唇に指しこまれる…
「綺麗に飲んでね、私の愛の塊を千恵…」
 ねっとりとした残滓をこびりつかせながら、指先が千恵の口内で舌を絡め取りながら蠢く、指先が柔らかな舌を嬲りながら舌に残滓をこすりつけて行く…
「はぁ…ぐぅぅ…」
 挿し込まれた指先の蠢めきと生臭い精液、そして溢れ出してくる唾液、千恵の口内で小さな池が出来て逝く…
「……」
 小百合の指が半透明な糸を引いて千恵の口から引き抜かれる、濡れた指先が千恵の喉をさすり口内に溜まった精液と唾液の混合物を嚥下させようと蠢く…
「ぐっ…くいう…んぐっ……」
 コクリ、千恵の喉が蠢き口内の物を嚥下する…
「美味しいでしょ…?私にも飲ませてちょうだい…」
 小百合がまだ唇の周りや頬に付着し、残っている精子の残滓を舌で拭う。そして、そのまま千恵の唇を奪う…
 クチュクチュ…と互いの口の中で交互に舌が絡み合い千恵と小百合の唾液、そして小百合の精液の混じり合ったドロリとした粘体が交換される…
「ふっ…んぐ…んふ…」
 言葉になら無い言葉、喘ぎ声と粘度の高い音が室内に満ちる…
 コクリ…と、小百合の喉が蠢き、溜まった粘体を嚥下する…
「ふ〜…おいしいでしょ?」
 ニコリと微笑む小百合、そんな小百合に千恵は聞きたかった。
憧れていた先輩、その先輩の股間にあるペニス、そして強引にそのペニスを含ませられた末に口の中に放たれた先輩の精液と、その後の強烈な口付け……千恵はわからなかった。なにがどうしてこのような事になって入るのか…
「はぁあぁぁ…はぁぁ…せんぱい…せんぱいの…」
 千恵は聞きたかった。先輩の股間から屹立している…ペニスのことを…
「ふふふ…いいわ、教えてあげる……これがなんだか今すぐ千恵の身体にね…」
「あっ…!いやぁ!」
 すでに半分ほど脱がされていた千恵のネグリジェを小百合は引き裂くかのように乱暴に剥ぎ取る、やや小ぶりだが、柔らかそうな白い乳房が小さなピンク色の乳首をのせ剥き出しになる。
「可愛いわ千恵、あなたのは本物なのね、あなたの胸は…憎らしい!」
 ぎゅっ!と千恵の乳房が握りつぶされるかのように揉まれるた…

 千恵の乳房に爪を立てながら小百合は思い出す…小さな頃は、まるで女の子のような可愛い子供だと自分は言われていた…幼稚園…小学生の頃まではそれでよかった。
 中学生になり、クラスの男子生徒が自分を指差して言う…『女男!』と、それがきっかけであった。集団の中では異質なものは疎外される、異質なものを疎外する事により集団の絆は強化されていく、大はユダヤ人やジプシー等を差別し排斥する事によりドイツ第三帝国と言う巨大な組織を作り上げたナチスなどが好例か?
 そこまでは大袈裟だろうが、男なのに女のような容貌(それも美人…と言える容貌…)の自分は、ちょうどよい生贄と言えた。男子生徒達による虐め、それが毎日のように加えられる、さすがに女子生徒は虐めには参加しないものの、遠巻きにニヤニヤと笑って見ているだけであった。
 中学の3年間は生地獄であった。だから、中学を卒業すると同時に自分は女になった。
 女の姿を持つ男として虐められるのなら、いっそのことは女になり切った方がましだと思ったからである…エステに通い肉体を整える…髪を長く伸ばす…整形手術で咽喉を、顎を、身体に着いている男の骨の部分を削りあげて、そして乳房を作りあげていく、しかしペニスだけは残す…ある目的のために…そして、卒業から半年…私は、少なくとも外見は完全に女になった。
 私を虐めた男子のクラスメイト達は私を見ても、誰もかって虐めていた『男女』だとは気がつかなかった。
 そして、復讐が始まる…私に誘惑され、騙され、翻弄され、次々にかってのクラスメートだった男達は破滅して行く、自殺した奴もいる、人を殺した奴もいる。耳元で「愛してるわ…」そう囁けば、面白いように男達は自滅して行った。
 そして復讐の牙は、自分が虐められるのを笑いながら見ていた女にも向けられて行く…泣き叫びながら輪姦される女、恋人を取られて自殺する女、どこかに売り飛ばされる女、莫大な借金を背負い沈められる女…楽しかった。復讐心などは途中から無くなり、破滅して行く奴らの姿が、とてつもなき楽しく快感を感じた。
 そして、ひととおり復讐と言う名の楽しみを終えた後に私は、この学校に入学した。女生徒として、そして楽しみ続ける、女たちを嬲る事を…同級生…上級生…下級生…教師…この学園にいる女は全て獲物であった。そして今、新たな獲物を手中に収め、弄ぶ喜びを堪能しようとしていた。

 強く握られた乳房から一筋、乳房に血が滴り落ちる。小百合は舌で流れる血を掬い取る様に舐め取る…
「千恵…美味しいわ…」
 舌なめずりをしながら、再び小百合は千恵に口付けをする…
「あっ!うっうん…」
 微かに千恵が声をだす。口の中に金臭いような…それでいて、しょっぱくて微かに甘い血の味が広がった…それは、美味であった。
 「やめて…おねえさま…いや…」
 千恵の哀願する声、その声を聞きながら小百合の千恵を弄ぶ手はゆるまない、血の滲んだ乳房、舌がその血をすするように蠢き、乳房を咥えるように頬張りながら舌先で乳首を責めさいなむ、小百合の口内で乳首がコロコロところがされる小さな乳首が、少しずつ膨らみ硬く勃起して行く…
「あうっ…ああぁぁ……」
 未知なる感覚が千恵の乳房を苛み弄んで行く…
「気持ち、いいでしょ?」
 妖艶とも言える笑みを浮かべ、小百合が乳房を愛撫するのをやめて千恵に問う。
「ああ…おねえさま…きもち…いいです…でも…」
「でも?」
「でも、でも…どうなってるんです…か…」
「さっき言ったでしょ、教えてあげる…て、あなたの身体に直接にね…」
 小百合が引き裂いた千恵のネグリジェを器用にまとめ上げて紐を作り出す。そして、その紐で千恵の腕と足をベッドの四方に縛り上げ始めた。
「あっ!おねえさま…いた…い…やめて!」
「ああ!うるさいわね千恵?…少しは大人しくしていなさい…」
 千恵の口に、余ったネグリジェの切れ端が押し込めれ、その上から猿轡がかけられる。
「ん…んぐぐうぅぅ…んん…!」
 苦しそうな呻き声を漏らす千恵を見ながら小百合は手早く千恵の手足をベッドに縛り着ける仕事を終わらせる。
 ちょうど万歳をしたような格好で千恵がベッドに縛りつけられる、すでに身に着けているものは薄いピンクのパンティーのみ…そのパンティーに小百合の手が伸びて行く…
「さあ…見せてくれるわよね?」
「んん…!んぐぅぅーー!」
 千恵が首を振り身体をばたつかせて抵抗する。
 ボグッ!
 鈍い音が千恵の腹部でおこる、小百合の握り締められた拳が千恵の腹部に深く減り込んでいた。
「げっふっ!」
「駄目よ、千恵…静かにしなさい、他の人に迷惑だわ…」
 さらに二度、三度と容赦の無い力で拳が腹に減り込む、再び小百合は千恵のパンティーに手を伸ばす。もはや抵抗は無かった、パンティーがずり下ろされ、引き裂かれる。淡く薄い千恵の陰部が剥き出しになり小百合の目に曝される。
「ふふ、まだ薄いのね…可愛いわ…」
 小百合は、そっと茂みに舌を這わせていった……
 千恵の淡い茂みに舌を這わせる、微かに尿の匂いが鼻を突く、激しい腹部への殴打、そのせいで千恵は失禁をしていた。無論、全部出したわけではない、ほんの少々ちびったという程度であった。
「あら、千恵たらいけない娘ね、こんなに大きくなったのにおもらしをするなんて…」
 カッと千恵の顔が羞恥に染まる。そんな表情を楽しそうに見ながら小百合は言う。
「お仕置きよ…」
 大きく開いている千恵の股間に小百合の顔が押し当てられ千恵の茂みに覆い被さる…
「はぁぐ!」
 千恵は思わず声を上げる、小百合の舌が千恵の秘所を舐め上げていく、舌が割目にそって蠢く、少しづつ…少しづつ…千恵の秘所が膨らむかのように開いていく、内臓を思わせる肉色の割目がひくつくように蠢き、そして小さな肉芽が充血して大きくなって行く…
「悪い娘には、貴方のお父様とお母様の代わりに私がお仕置きをしてあげなくてはね…千恵?」
 小百合の唇が膨らみひくついてる千恵の肉芽を挟む、柔らかく…舌先が肉芽を舐め上げる…チロチロと…刺激して行く…
「ぐぁぐぐ…くふっ…ぁぁぁ…」
 猿轡ごしに千恵が官能の声を出すが次の瞬間、小百合が千恵の肉芽に歯を立てて噛む!
「あぎゃっ!」
 千恵がくぐもった悲鳴を上げる、天国へ昇って行くような快感、それが突然に激しい痛みになる。
 ギリギリと小百合はさらに力を入れて肉芽を噛む、噛み千切る寸前まで力を入れて噛み上げる、暴れる千恵を押さえこみながら、やがて小百合は股間から顔を上げる…
「千恵、貴方がいけないのよ?オシッコなんかおもらしするから…でも、お仕置きはお終い、可哀想に…血が滲んでるわ…」
 再び小百合は千恵の股間に顔を埋める、そして血が滲んでいる肉芽を優しく舐める…
「はぁうぁ!」
 先程までギリギリと噛まれていた肉芽…まだズキズキとした痛みがある…そこに再び舌が触れ舐め始める…ビクン!と腰が引ける…舐め上げられた箇所に痛みが走る…が不思議に痛みが引いていく…そして再び快感が蘇ってきた…
「千恵…良い娘でいなさい、そうすれば、もっと気持ちよくしてあげるから…」
 千恵は、涙に濡れた瞳で小百合を見上げ頷き身を任せた……それだけしか出来なかったから……・



                               第三章

                          『 地獄の悦楽と蹂躙 』


 口を戒めていた猿轡が外される、ズルリと口に積めこまれていた布切れが引き出された。
千恵の口から引き出した、その布切れを小百合は口に含みクチャクチャと咀嚼して再び引き出して言う…
「千恵、貴方の唾液は、とても美味しいわね…」 
 手足はまだ戒められている、その千恵を押しつぶすかのように小百合が覆い被さり、左の乳房に手を這わせていく、小ぶりだが張りのある程良い形の乳房を嬲るように揉み上げながら、やがてその手を少しずつ下に降ろし、そして空いた乳房の上でツンと尖っている、硬く勃起して来ている小粒な乳首を唇だけで強く噛む、そして乳首を口の中に含み、その先端を舌で転がすように愛撫する。
「あうっ!さゆ…り…お…ねえ…さま…」
 千恵の口から切ない喘ぎ声と相手の名が漏れる、小百合の愛撫の手は止まらずに、さらに千恵の敏感な場所、下腹部へと下りていく……柔らかく微かな湿り気を帯びた恥毛を再び指先が掻き分け、ヌメリを帯びはじめた秘肉の割目に少しずつ侵入していく…
「ひあっ!」
 小さな悲鳴と共に、ビクンと千恵の身体が小さく爆ぜる、指先が秘肉の割目の奥に蠢きながら侵入していく、指先が秘所から溢れ出してくる愛液でベトベトになり、その滑りを指先に感じさせながら、執拗なまでに愛撫を繰り返し、溢れ出した愛液を指に絡み着けながら小百合は秘所の中から引き抜く…そして、引き抜いた指を女の口に持っていく…
「千恵は、厭らしい娘なのね、もうグチャグチャだわ…」
 愛液の絡みついた指先を小百合は、千恵の口の中に捻じ込みしゃぶらせる、クチュクチュと千恵の口の中で指が蠢き小さな舌を嬲る…
「いあぁ…うあぁぁ…ぐふぁっ…」
 口から引き抜かれた指を追いかけるかの様に涎が糸を引く…小百合のの唇が千恵の唇を塞ぐ、そのまま舌を絡ませて激しく吸ってくる、千恵は朦朧となった意識の下で激しく小百合を求める始めた。
「…んっ…あっ…」
 唇から舌が離される…舌は千恵の首筋から胸に降りていき、胸を執拗に責め始める、ぷくりとすでに完全に勃起した乳首に、再び舌を這わせながら舌先で敏感な乳首を摘み上げ愛撫する、その度に千恵は、普段の彼女からは考えられないほどに淫らな声を上げ激しく身悶えをする。
「ああ、おねえさま…だめ!でも、でも……もっと、いやっ!でも……あっ、んんっー!」
 舌がさらに千恵の身体を嬲りながら降りていく、胸から腹へ…そして下腹部の淡い茂みにと、舌が恥毛を掻き分け肉芽を再び探り当て、舌先が肉芽の先端を突つく様に刺激する。
「いひっ!」
 悲鳴にも似た官能の声を出す千恵の秘所に小百合の舌が忍び込む、舌はゆっくりと秘所の中に侵入していく…舌に柔かく熱い膣壁の震えるような感触が絡みついてくる。
「くっ!いや、恥か…しいです…やめて……ください」
おぞましいとも快感とも言える感触が、千恵の身体の中から湧きあがる、理性では抗い抵抗の声をだす…しかし、それを上回る肉体の快感が千恵の身体を縛りつけ、抵抗の意思と力を削ぎ取っていく、秘所に這わされた舌がトロリとした透明の液体を舌に受け止め掬い取りながら秘所をさらに刺激してゆく、千恵の中で何かが溶けていく……
 舌の感触が愛しく感じられ始める、身体中が何とも言えない快感に包まれ千恵は小百合の愛撫に身を任せていく、目は潤み焦点の合わないさ迷うような目つきをしている、そして口からは甘い吐息が洩れ出し始める。
「う…ん、あぁん…はぁー…はぁー………」
 小百合が秘所に埋めていた顔を上げる、口元から唾液と愛液の入混じった粘液が糸を引き滴れていた、小百合は喘ぎ声を漏らしながら身もだえをしている千恵の汗に濡れた裸身をギラギラとした目で見下ろして言う。
「さぁ…もう充分ね…?」
「ああ…まって、おねえさま…いや…」
 千恵は恥ずかしさのためか、それとも恐怖のためか、小さな声で哀願する。
「怖いの千恵?」
 千恵は目をつぶったまま頷き言う。
「…はい…怖い…です。だから、だから…待ってください、おねがい…おねがいします。おねえさま…」
「大丈夫、優しくしてあげるから…好きよ…千恵…」
 小百合の口が千恵の小さな唇をふさぐ、舌が唇を割り口の奥深くに侵入してくる、激しく唇を貪るようにしながら、舌が舐るようにして千恵の唇を犯していく、意識が朦朧となってくる、そして喘ぐかのような声を漏らし始める自分に千恵は気がつく…
 千恵の秘所はすっかり濡れそぼり小百合のペニスを受け入れる準備は出来ていた、そして小百合のペニスも充分に勃起し、はちきれんばかりにそそり立ち千恵を求めていた。
 足を戒めていた縄が何時の間にか解かれている、小百合は千恵の両足を担ぎ上げるように左右に大きく広げ、その足の間に身体を割り込ませそのまま千恵の上に覆い被さる、そして千恵の秘所に自分の物を添える。
「千恵…」
 千恵の内にゆっくりとペニスが沈み込んでいく、千恵の秘所は充分に濡れておりペニスを受け入れる準備は出来ていたはずであった。しかし初めて男のモノを受け入れる千恵の秘所には、小百合のそれはあまりにも大きすぎた。まるで刃の潰れた、焼けたナイフで無理矢理に身体を引き裂かれていくような痛みが千恵を襲う。
「あっ!あいや!いっ、痛い!お願い、もっと優しく、優しくしてください、お願い、おねえさ…痛いの恐いの!」
 肉を引き裂かれる痛みに千恵が苦痛の声を出し小百合に哀願する、そして小百合の物から逃れようとするかのように無意識に千恵の身体が、上へ上へとずり上がって行く…
「ダメよ、千恵…動かないの我慢しなさい、いまに気持ち良くなるから、気持ち良くさせてあでるから、千恵…愛しているわ…」
 小百合が千恵の両肩を押さえつけるようにしながら、逃げられないようにして一気に千恵の内に自分のペニスをさらに深く突き入れ抉る
「あっ!…ぐぅぅ…かぁはぁつ!」
 強引な小百合の動きに千恵は反応するいと間もなく股間を完全に貫かれ、秘所から流れ出た鮮血が零れシーツに鮮やかな朱色を着色した、千恵は小百合から逃れようとするかのように暴れもがくが、手を戒められており逃れられない…小百合は、そんな千恵を逃すまいとするかのように強く抱きしめながら、さらに千恵の身体の奥深くに自分のモノを沈み込ませていく、千恵は身体を裂かれるような痛みに必死に耐え、叫ぶように喘ぎながら聞く。
「どうして、おねえさま!待ってて、優しく、優しくしてって言ったのに、痛いのに…」
 千恵の問いに小百合は笑顔を見せて応える…
「千恵、貴方が可愛いわ……もっと、いじめてあげる…」
 そう夜はまだまだこれからである…
 小百合は突き入れたペニスをゆっくりと千恵の中で動かす、その度に身体を引き裂かれるような痛みが千恵を責めさいなむ、千恵の内部深くに繋がった花園から血が滴り落ちシーツを染める面積をさらに広げていく
「くうっ、うっくううっ…」
 千恵が小さな声でうめく、激しい苦痛の中で千恵の内部に何かが起こる、身体を引き裂かれる痛みは相変わらずある、しかしその奥の方に何か痛みとは別の感覚が湧き上がってくるのが感じられる、それは肉のうねり…そう言えた…
 小百合が腰をゆっくりと動かし始める、千恵の中の小百合自身もそれにつけ動き始め千恵の肉壁を刺激する。
「くっ」
千恵が小さな声を出す、刺激された肉壁に痛み以外の先程心の奥底で感じられた感覚が確かな肉を持って感じられた。
小百合はそんな千恵の微妙な変化を見逃さなかった、腰の動きが荒々しくなる、そして千恵の表情を身体の変化を読み取ろうとするかのように細心の注意を払いながら千恵の身体を刺激する、深く繋がったまま唇の届く所すべてにキスの雨を降らせ、舌全体を使い千恵の身体を舐めまわす、そして乳房を手で覆い揉み上げながら、さらに乳首を刺激し執拗に愛撫を繰り返す。
「あんっ…」
千恵の声に苦痛以外の甘い吐息が洩れる、千恵の中の小百合の物が微妙な動きをしながら千恵を内からさらに刺激する、千恵は身体が小さくなり身体のすべてが自分の花園になり、逆に花園が大きくなり千恵自身が花園になったような気がした、そして花園を中心とした感覚が千恵の全身を覆い尽くすかのように広がり千恵を快楽の中に包み込む、いつしか千恵の全身に汗がしっとりと滲み出てくる、そして千恵の肉壁が小百合のペニスをグイグイと締め付けながら蠢き始める…小百合が激しく千恵の身体を貫き動く…千恵の喘ぎ声が少しずつ高くなり大きくなっていく…
「うっ…!あぁぁ…あっ――!」
 千恵の声が一際高く室内に響き身体をのけぞらせる…小百合が腰を引きよせ千恵の身体深くに己のペニスを埋め込む…次の瞬間、千恵はパタリ…と崩れるようにベッドに倒れこ
み意識を失う…小百合が繋がっていたペニスを引き抜く…千恵の身体の上に引きぬかれたペニスから大量の精液が吐き出され…ドロリとした濁液の水溜りをつくりあげた…

          *          *        *

 放課後…二つの影が寄り添う様に歩いている。
そして、前を歩いている少女を見つけて言う。
「おねえさま、私……今度は、あの娘がいいわ…」
少し恥かしそうに言う千恵の表情を覗き込みながら、小百合は言う。
「そうね、千恵…私も良いと思うわ…」
嬉しそうに千恵が、小百合の腕に抱きつく
「ええ!おねえさま、はやく新しい御友達をつくりましょう…たくさん…たくさん…」

 そして新たな犠牲者が生まれる……

                                           












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