いつもいっしょに
( 外伝 )
黒岩亜理沙と言う少女…
( 前編 )
【 注文 】
ペラリ……写真に添えられている報告書に俺は目を通す。
【名前・黒岩亜理沙、〇〇高校二年生、生徒会長、空手有段者…その他…】
ふむ……なかなか優秀と言うか、立派な経歴の娘さんだ、それに俺好みの美人でもある。
「で、お客さんの注文品はこの娘なんですね?」
テーブルを挟んだ向かいにいる男が、応用に頷く……そして、分厚い茶封筒をテーブルの上に放り出した。
俺は、その茶封筒を受け取り鞄に仕舞い込む、中身を確認すると言うような野暮はしない、信用が第一だ。相手は俺を信用して仕事を任せる、俺は相手を信用して報酬を受け取る……それでこそ商売が成り立つものなのだ。
「それでは、期限は今週中ということで、よろしいですね?」
相手は頷く……だが頷きながらも、言葉をはっした。
「今回はボーナスを考えている、今週と言うと今日を入れて、あと6日間あるが、注文品の納入は、早ければ早いほど良い嬉しく思っている……そこでだ、一日について+20万を出そうじゃないか、明日納品になったら+100万、明後日なら+80万と言う具合だ、悪い話ではないだろ?」
確かに悪い話ではない……俺は、笑顔を浮べて了承する、こうして商談はまとまった。
あとは、注文品の仕入れを頑張るだけだ。
商品の仕入れは順調だった。
期限の日まで、3日を残した時点で商品の仕入れを完了させる事が出来た。
これで+60万…なかなか、割の良い仕事と言える、俺は携帯から注文主へと連絡を入れたが、携帯の主からは意外な返事が帰ってきた。
『すまんが、今回の商談はキャンセルにしてくれ…』
何やら急用が出来てしまい、車で空港に向かっている最中で日本を長期間離れると言う話である、キャンセル料として、前金で支払って貰った金は、俺の懐に入る事になったが、約束したボーナスはパーになった。
入る予定の収入が消えたが……まあ、前金で貰った金が入るのだから良しとして置くか、だが問題が一つ残される、仕入れた商品をどのように始末するかという事であった。
すでに仕入れが完了した事を注文主に伝えたが、キャンセルしたのだから、そちらで適当に処理をしてくれと言う事であった。
本来なら、仕入れた商品を客に渡した時点で、俺の仕事は終る……後の始末は、女を買った人間が商品に飽きた時点で、別の人間に処理を依頼するのだが、今回は仕入れた商品の後始末まで、俺がしなくてはならない…前金をそのままと言うのは、後始末代も含めてと言う事なのだろう。
さてと、どうするか……俺は考える……しかし、考えた結果はすでに決まっている、とりあえずは、キャンセルになった商品を楽しんでから後始末を決める事にしようと言う考えを…
【 入荷とキャンセル 】
商品の黒岩亜理沙は、倉庫として使用している地下室に薬で眠らせて監禁している、なにせ空手の有段者と言う経歴の持ち主であるので、薬を使用して眠って貰っているのだ。
黒岩亜理沙を監禁している部屋に入り、横たわっている彼女を見る、寝ている姿もなかなかに色っぽくて寝乱れた姿が、実にそそってくれる、乱れた長い黒髪や気の強そうな整った顔立ちと、かけている眼鏡も似合っている、そして服の上からでも解る胸の膨らみや、スカートから剥き出しになっている太腿の美しさ……そして、空手で鍛え上げられ引き締まり均整のとれているプロポーション……キャンセルになったのは、俺にとって幸運だったのかも知れないと言う思いが浮かんでくる。
そして、今後の段取りを改めて考える、最終的な始末の方法は決まっているが、それまでどの様にしてこの女を楽しむかが思案のしどころだ。
まあ自分の趣味で言うならば、激しく抵抗してほしい、無駄な抵抗をしてほしい、足掻いてほしい、最後まで諦めないでほしい……それで無ければ、女を犯すと言う面白味を感じる事が出来ないからだ。
とりあえずは、着ている服を脱がすことにしよう。着ている服は、学校の制服だ、ブレザータイプで、構造はシンプルだが、なかなかに興味深い、上着のボタンを外して脱がせ、ネクタイを緩めて外し白いブラウスも脱がす。
その下から現れた白い下着…スポーツをしているからだろう、引き締まった中にも豊かな膨らみが息づいている乳房を覆い隠しているスポーツ専用のブラジャー、これはこれで興味深くの興奮を誘ってくれる光景である、そしてスカートの方にも手をかけて脱ぎ下ろしておく…こちらの方も、ブラジャーと対になっているような白い下着、しかし所々にフリルや飾りリボンが付いているのは、この娘の少女の部分なのだろうか?
そう思うと何となく可愛らしいと言う感情が沸きあがってくるのと同時に、その可愛い少女の部分を汚し、凌辱していく事を想像すると、股間が猛まって来るのを抑えるのに苦労する。
眼鏡と白い靴下、この2点を外すかどうか少しだけ思案したが、そのままにしておいた。
目の前にあるのは、横たわる少女の姿…黒髪が美しく感じる、空手で鍛え上げられた均整の取れた上に、柔らかな肉体が下着だけを身に着けた姿で晒されている。
そろそろ薬の効力も切れる頃だ、このまま一気に襲い掛かって犯してやろうか?
と言う考えも浮かんだが、やめておこう……空手有段者の彼女の事だ、目を覚まして自由な状態なら、事前に調べている彼女の性格とあいまって凄い事になるのが予想できる、一応自分も柔道の有段者だが、この場所で異種格闘技戦をしようという気にはなれない、とりあえず用意していた手錠を両手に一個ずつ嵌めて、もう片方のわっかを横たわらせているベッドのパイプの部分に繋ぐ、ちょうど万歳をしたような格好になる、足の方も繋いで置こうかと考えたが、色々と楽しむ方法を考えるた結果、足の方はそのままにしておいた。
ちなみにこの手錠は特別製と言うか少しだけ改造がしてある、手を戒めるわっかの内側部分……通常は逆の手錠を掛けられた者が怪我をしないように、角を取って丸みを帯びるように加工してあるのだが、この手錠は、逆にその部分をヤスリでギザギザに研ぎあげてあるのだ、下手に動かせば手首が擦り切れて傷だらけになる…
【 現品処理 】
「んっ…うっ……ん…」
全ての準備を終えて、タバコを一服したときに囚われの眠り姫は目を覚ます…煙草の芳香が、気付の役割を果たしたのかも知れない、吸い込んだ煙草の煙を、口の中に溜め込んで、彼女にキスをして、口の中の煙を彼女の口の中に吹き込む…眠り姫の目覚めは、王子様のキスが相場と決まっている…その王子様が、たとえどの様な王子であったとしても…
「んっ!…けほっ!ごほっ!…なに!!?」
むせ返り、目を覚ます彼女…賢明な彼女は、いま自分が置かれている状況をいち早く理解したようである。
周囲を見渡し、自分の状態を素早く確認する……戒められ下着姿にされている自分の状態を……彼女は、俺の方を怒り露にした表情で睨みつけ、怒鳴るように叫ぶ
「貴方!これを解きなさい、そして警察に行くのよ!」
予想通りというか、俺が期待した通りの反応を見せてくれて、思わず笑みが顔に浮かぶ、その笑みを見た彼女は、顔を真っ赤にして更に怒鳴る。
「なに、笑ってるのよ!早く解きなさい!早く!」
早くか……ならば期待に沿わなければ男が廃ると言うものだろう、俺は着ている服を脱ぎ捨て、彼女の方へと近づいていった…出来るだけ素早く…
「なっ!来ないで、くっ…うっ!」
ガチャガチャと戒められている手錠を外そうとする彼女、ギザギザに砥いだ部分が彼女の手首を傷つけ、血は滲み出す。
ドン…と、俺は彼女の腹の上に乗っかり、身体の動きを戒める、腕を手錠で拘束されている彼女は、足をばたつかせるくらいしか抵抗する術を無くす。
「降りなさいよ、降りて手錠を外すのよ、外しなさい!」
まだ強気な姿勢を崩さない、そうでなければ楽しくも無ければ、面白くも無い……俺は、ゆっくりと胸へと手を伸ばす。
「なっ!何する気なの、触らないで、やめなさい!やめてぇぇーーー!!」
今までの怒声が、初めて悲鳴へと代わる、その声を聞きながら、俺は胸に伸ばした手で、ブラジャーを上に擦りあげた。
「ひあぁっ!」
奇妙な悲鳴をあげる彼女、ずり上がったブラジャーから表れた二つの乳房、ほんのりとした色付きの良い乳輪と、その頂点にある乳首はまだ乳輪の中に半分ほど沈み込んでいるが、十分な魅力を感じさせてくれている。
「やめて、やめなさい!…おねがい…やめて…」
哀願と命令が入り混じった叫びを出す彼女、乳房を剥き出しにされた事によって、彼女の中の何かが折れたのかも知れない、意外に早く強気と言うか仮面が剥がれ落ちたようだ、もちろん手錠の細工の効いているのかも知れない、何とか手錠の戒めを解こうとし、両腕を乱暴に動かした結果として、手錠が食い込んでいる手首の部分が傷つき、かなりの血が滲み出して腕を伝い出している、その痛みと血が彼女の抵抗心を砕いたのかも知れない…
「はぁうっ!」
俺の唇が乳房に触れて、舌先が埋もれている乳首を舐め上げる…両の乳房を揉み上げながら埋まっている乳首を中心にして乳房を責める…
「ひっうぅぅ…やっ!いやあぁぁーーー!やめて。お願い!おねがい…」
多分初めてであろう、他人による乳房への愛撫、空手で鍛えているので、硬い乳房を想像していたが、柔らかく掌に吸い付くような感触だ、唇に触れさせた感覚も薄い皮膚の下に脈打つ血と、肉の柔らかさを感じる…舌に吸い付いてくるような触感も極上であった。
擦り上げたブラジャーを力任せに引っ張り…引き千切る、留め金が弾け跳び、伸びた肩紐がバチン!と言う音を出して千切れる、引き千切ったブラジャーを掴んだまま、完全に剥き出しとなった乳房を弄び嬲る。
「やだ…うあめて!お願い…ぐうぅぅ…」
声につられて、顔の方を見る…眼鏡は涙で濡れている、唇を噛み締めながら、漏れ出しそうになる声を抑えつつ、哀願を繰り返す表情…下卑た俺の欲望が湧き上がって来る。
泣き濡れる表情を、さらに堪能しながら嬲ろうと考えて、彼女の顔の上に自分の顔を運び、彼女の表情を良く見ようとした瞬間、いままで泣いていた彼女は、ハッキリとした表情に変化したかと思うと、その頭を持ち上げて俺の顔面へと叩き込んできた。
グシャリ!鼻が潰れる感触と、噴出してくる鼻血…しかし、それは予想していた、予想していたが、あえて彼女の頭突きを食らおうと考えていた。
どうしてわざわざ…簡単な事だ、これで俺は一層彼女に対して残酷になる事が出来るからだ、良心の呵責をこの痛みに中に埋没させることが出来るからだ…
多分、これで俺が昏倒するか怯むとでも思っていたのだろう、そしてその隙に逃げ出す事を考えていたのであろう…しかし、もろに食らった一撃を意に介さずに、鼻血が吹き零れる凄惨な顔面のまま、身体の上に覆いかぶさり続け、自分を見て笑っているいる男の顔…
彼女の、してやったという表情が、逆に恐怖に彩られ始める…顔面を血塗れにしながら、平然とした表情で変わらずに自分を見下ろし続ける男の顔…
赤く染まった視界の中で、恐怖の表情を浮べる彼女が見て取れる…噴出していく鼻血が彼女の身体を赤く染め上げていく…そうだ、今は俺の血で染めてあげよう…もう少ししたら、君自身の血で赤く染め上げてあげるのだから…
俺は、今出来うる最高の笑みを浮かべ彼女に、微笑みかけた…
「いやあぁぁぁーーーーー!!」
彼女が絶叫する、心の底から恐怖して叫ぶ、叫ばなければ気が狂ってしまうと感じたから、彼女は叫び続ける…その叫びを聞きながら俺は、俺の血で赤く染まった乳房にむしゃぶりつき、舐め上げて噛む…俺の血なのか、噛んだ傷から滲み出した彼女の血なのか、口の中に錆びたような血の味が広がり、染み込んでいった…俺は、その味を美味いと感じた。
つづく
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