人妻輪姦する〜2


                                       
輪姦


「誰か、誰かたすけてぇ! お願い、誰かきてぇぇ――! あなたぁ、助けて、誰でもいいからたすけてぇぇ――!」
 出せるだけの声で私は叫ぶ、万分の一、億分の一……この悲鳴を聞きつけて、誰かが、助けが、現れるのではないかと言う、微かな望みを託して悲鳴を張り上げるが、その声に応えるのは、目の前にいいる男達の厭らしい笑みだけであった。
 そして男達は、私のほうへと手を伸ばす。その延びてきた手を必死に払い除けようとするが、何本もの腕が伸びてきて、服の上から身体を弄る。
「ひぃ、あぁぁ、やだぁ、やぁぁ、やめてぇぇ――!」
 服の上から揉まれる乳房、そしてスカートの中へと差し込まれ手が、下着の中に潜り込む。
「くぅ! ああぁぁ……やめてぇ、おねがいしますから! いやよぉぉ――!」
 着ている服が引き伸ばされ、鈍い音を立てて引き裂かれ、ネックレスも引き千切られバラバラと真珠が散らばる。そして下着だけとなった私の体が、男達の手によって持ち上げられる。
「やぁ、いやぁぁ――!」
 身体を持ち上げられたまま、身体をくねらせ、手足をバタつかせ、何とか男達の手から逃れようと足掻くが、持ち上げられた身体は軽々と男達に運ばれ、隣の部屋へと連れて行かれた。


                                       
撮影


 すでに女を輪姦する順番と言うか、それぞれの役割は決まっていた。
 誰が最初に女を犯すか、だれがその犯される女の姿を撮影するか……それこそ尻の穴を犯す順番すら決められていた。
 そして俺は、残念な事に女が犯される様を、その一部始終の全てを撮影する役割と決まっていた。
 これは俺が、少し前までAV関係の仕事をしていた事にも関係があった。
 そして撮影をする為の下準備を終えた時に、玄関先から聞こえてくる悲鳴に続いて、部屋のドアが開き、他の連中に服を引き裂かれ半裸となった女が、仲間の男達に抱え上げられ連れ込まれて来た。
 仲間に抱え上げられ連れ込まれて来た女……絶世の美女と言う訳ではない、どちらかと言えば美人と言うよりは、可愛いと言える顔立ちの女が、その可愛らしい顔を恐怖と絶望に引きつらせながら、下着とストッキンだけと言う半裸の姿で俺が待機し、撮影の準備をしている部屋へと抱え上げられ連れ込まれて来た時に、俺は心の中で呟く
(くそ、こりゃ貧乏くじを引いたぜ……)
 面も好みであったが、それ以上に眼を引き付けられたのは、そのまだ下着に包まれている肉体であった。
 まだ下着を着けている状態でありながらも、はっきりと解かる肉体の熟れ具合……震える揺れ動き、まるで俺を誘うような乳房、少しだけ弛んだ様に見えるが柔らかに震える腹部、むしゃぶりつきたくなる様な尻の丸さと、妙に欲望をそそる白……と言うよりは、肌色のストッキングに包まれた太腿……それは確かに、今までに見た女の中でも極上と言える肉体の持ち主であった。
 そして連れ込まれて来た女は、ベッドの上へと放り出された。


                                
 陵辱の宴


「やめてください、私は人妻なんです。 愛する夫と子供が家に居るんです。だからお願いします。助けて下さい、見逃してください、これ以上ひどい事はしないで下さい、お願いします。お願いします!」
 ベッドの上、脅え、身体を丸め込ませ、その曝されている素肌の部分を少しでも、男達の視線から隠そうとするかの様にしながら、律子は哀願の言葉を叫ぶが、それに対する反応は、相変わらずの男達の厭らしい笑みだけであり、そして更に惨めな律子の姿を撮影するビデオカメラが加わっていた。
「あっ! やめて、撮らないで下さい、お願い、私を、私の姿を撮らないで!」
 自分へと向けられているカメラのレンズ、それに気がついた律子は、そのカメラのレンズへと手を伸ばし、自分の姿を撮っている行為をやめさせよしたが、その伸ばされた手は途中で他の男達に掴まれ、強引にベッドの上へと押し付けられ、同様にもう片方の腕、そして両足も他の男達の手によって、ベッドの上へと押し付けられ、さながらベッドの上に磔にされたかの様に身体を固定され、その姿を入念にカメラの移される羽目となる。
「いやぁ!」
 自分に向けられるカメラのレンズ、そのカメラから顔を隠そうとするかのように顔を背けるが、横へと背けた顔は男の手によって正面へと向けられ、その恐怖の脅え、無き濡れた表情が、カメラの中へと記録されて行く
「ああぁぁ……お願い、やめて! 誰か助けてぇ、あなたぁぁ――、たすけて、いやぁぁ――!」
 泣き叫ぶ律子の絶望と恐怖の入り混じった魅力的な表情、その度に喘ぐように動く喉から首筋へ、そしていまだに下着に隠されているふくよかな乳房の膨らみ、何とか逃れようと動かす度に振るえる柔らかな腹部、そして乳房同様に下着とストッキングに隠されたままの下半身、そのストッキングの下に見える藍色の下着と、ストッキングに隠されたまま伸びる魅惑的な太腿は、腹部同様に逃れようと足掻く律子の動きによって、ストッキングに包まれた状態でもジタバタと言う感じで動く、男達の強引な拘束から逃れ様と足掻く律子であったが、逃れる術は無く、逆に男達の欲望を限りなく上昇させ続けていた。
「おねがい……もうやめて、お願いしますから……たすけてぇぇ、あなたぁぁ……誰か……お願い、助けてぇぇ……」
 一人の男によって構えられているビデオカメラが、そんな律子の姿を余す事無く写し撮って行く……それは、さながらカメラのレンズが、律子を犯して行く様であった。

 すぅ……と押さえ付けられている律子の姿を撮影していたカメラが、後方へと退いて行く、そしてそれと同時に、律子を押さえつけていた男達の手が強まり、一層強く律子をベッドへと押さえ付け、更に伸びてきた数本の腕が、律子尾乳房を隠していた下着へと伸びる。
「やぁ! やだぁぁ――!」
 引き毟られる下着、そしてその下から現れる魅惑的な乳房、白くふくよかな乳房の膨らみは、自らの重みに崩れる事も無く、二人の子供を産み育てた乳房とは思われないほどに張りがあり、形良い美麗な乳房であった。そしてその白く血管の透けて見えるような乳房の上にある乳首もまた、乳房同様に子供に吸われ続けとは思えないほどに綺麗であり、黒ずみも無く小さめであり、無垢な美しさを残していた。
 一瞬だけ男達の動きが止まり、剥き出しとなった律子の乳房へと男達の視線の全てが集まる。
 ゴクリッ……と言う唾を飲み込む音、どこか調子が外れたような薄笑いの声、腹の底から漏れ出すような溜息の音、驚きと期待に満ちた淫らな呻き声……それらが男達の口から漏れだし、半開きになったままの口から涎が溢れ出し、次の瞬間に剥き出しとなった乳房が、強烈に揉みあげられた。
「あぐぅ! イタイイタイィィ――!」
 強引に揉まれる乳房の苦痛に悲鳴を上げる律子、その悲鳴に誘われるように、更に激しく胸を揉む男達の手、そしてその手の動きは激しくなりながら、下半身の方へとも伸びて行った。
 下半身へと伸ばされ行く男子達の手が行き着く先は、当然の如く律子の肉体に最後の守りと残されていた下着とストッキングであった。
「やぁだぁぁ――! 誰か、たすけてぇぇ――!」
 両足が抱え上げられるように持ち上げられ、そしてストッキングが腰から抜き取られて行く、引き伸ばされ脱がされて行くストッキング、そしてあらわになって行く白い太腿が、律子の足の足掻きによってタプタプと揺れ動き、やがて完全にストッキングは脱がされ、 そして残された最後の一枚、藍色の下着の縁へと男の手がかかる。
「やめてちょうだい、お願いだから、お願いしますから、だからやめて、脱がさないで、お願い!」
 律子の必死とも言える哀願の叫びだが、その叫びは男達の動きを止める事にならない、それどころか逆に、男達の耳に入り込んだ律子の叫びは、男達の中枢神経に強烈な刺激を与え続け、更なる陵辱の原動力へと転換されるだけと言えた。
 そして全裸にされた律子の肉体へと、再びビデオカメラのレンズが迫り、その美しくも魅力的な姿態を撮影して行く……
「いやぁぁ……やめて、お願い撮らないで……もうやめて……いやぁぁ……」
 背けた顔をカメラへ向けさせられ、流れ落ちる涙を男に啜られる。
「いやぁ……ひぅぐぅぅ……いやぁぁ……」
 喘ぐように動く喉から手が下がり、白く美しい乳房が揉まれ、乳首を摘まみあげられ嬲られる。
「くぅふぅ、ひぎぃ! はぁぐぅぅ……」
 捏ねられる乳房、そして嬲られる乳首、その淫靡な男の手の動きは、律子の下半身へと伸びる。
「だめぇ、だめぇぇ……さわらないで、お願いだから……たすけてあなた……あなたぁぁ……たすけてぇ、お願いだから……」
 しゃわりとした股間に生えた繊毛の感触が、男の掌に触れる……そして、その繊毛のを掻き分けるように男の指先が動き、更なる秘部へと指先が潜り込んでいく
「はぁひぃ! あっくぅぅぅ……くくぅぅああぁぁ……」
 夫……あの男……そして新たな陵辱者……それらの男達によって、何度も愛され、蹂躙され、嬲られ続けた股間は、そのもぐりこんできた指先に反応してしまう……律子の意思とは関係無く、女の肉体の反応を示し始める。
「ああっ……だめ、やめ……ひぃぐぅ!」
 自分の内側で蠢く男の指先、その動きに反応し声を出してしまう自分、それを認めたくないとでも言うように、必死に歯を食い縛り耐える律子……だが、その口から漏れだし始める声には、なんとも言えない女の性が滲み出し始めていた。
 漏れ出し始める律子の喘ぎ声、それを確認した男の一人が、律子の上に覆い被さる……すでに律子の手足は押さえ付けられていない、覆い被さってくる男を何とか跳ね除けようとする律子であったが、その力は弱々しく男の腕の中から逃れる事は出来なかった。

     

                                     人妻輪姦する〜2…終

                                     人妻輪姦する〜3…へ続く




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