冷凍保存少女の処理法

                               【 後編 】


                                 「 堪能 」


 たぶん少女は、今の状況を把握していない筈だ。
 ほとんど騙される様な形で行われた冷凍保存処理――冷凍保存は、冷凍保存液の注入処置終了後に、速やかに行われなければいけない、少女は何も聞かせて貰えないままに冷凍保存体として処理されただろう。
 激しい苦痛が伴う冷凍保存液の注入処理、その直後に行われた冷凍保存処理……そして、急激な解凍処理による目覚めの苦痛と、犯されると言う破瓜の苦痛……その二つの苦痛に少女は、目覚めの悲鳴を上げているのだ。

「げぇっ!げふぅっ!」
 悲鳴をあげる為に吸い込み吐き出した息、それだけでも少女に苦痛を与える。急激な肺の膨張と収縮により、胸を締め付けられるような苦痛に襲われながらも少女は、足掻くように叫ぶ
「ひぃぐぅ!なぜ!何で!パパァ!ママァァーーー!!」
 その叫びを聞きながら私は少女の肉体を犯す。
 早く犯さなければならない理由がある、今は元気……と言うか、抵抗の動きと悲鳴を張りあげている少女だが、急激な解凍処理による肉体的な負担により、あと一時間もしないうちに死亡してしまうのだ。
 私としては、死んだ少女の肉体を貪り犯すのも楽しいと思うが、まだ生きている内に犯したいと言う奴が、私の後に何人かいる。紳士たる者は、自分の都合ばかりを考えてはいけない、ここは多少残念ではあるが手早く欲望を終らせなければいけないだろう。
 いまだ冷たい少女の胸に手を宛がいながら、その硬い胸を揉み解すようにしながら嬲る、代謝機能が低いせいで窪んだままの小さな乳首に変化が無いのが残念だ。
「いぎぃぃーー!やぁだぁぁ、パァパァァァ!ママァァーー!たすけっ!ぐぅぅぁぁ……」
 悲鳴のトーンがだんだんと高くなり、抵抗の動きも少しずつ激しくなってくるが、これは蝋燭が燃え尽きる寸前に炎が大きくなるのと同様、少女の持つ最後の命が燃えているだけだ。
 少女の胎内へと挿入しきった私の欲望の塊、それを少女の小さな肉体を押さえつけながら突き動かし、消え逝く少女の命を貪るように犯す。
「いだぁぃ!いだぁぁいよぉぉ!やだぁぁーーー!!」
 少女の悲鳴と、強まる抵抗が楽しくも欲望を満足させてくれる、そして私は欲望の濁液を少女の胎内に吐き出した。
「ひっ!熱い!熱い!あつぃぃぃーーー!!」
 体温が回復せずに、低温なままの少女の肉体に注ぎ込まれた私の精液、少女が感じえた精液の熱さは、さながら熱湯を子宮に注ぎ込まれたような物であったろう。
 自分の肉体に染み込み広がっていく灼熱感に泣き叫ぶ少女へ、最後の一滴まで精液を注ぎ込んだ後、私は次の順番を待つ男へとぐったりとした少女の肉体を譲り渡し、少女が犯されて行く姿を、傍らで葉巻を燻らせながら見物する事にした。


                             「 二人目…そして 」


 二人目の男は、痙攣する少女の身体を仰向けの状態から、うつ伏せの状態へと変えると、尻を持ち上げさせた。
 これ何をしようとしているのか、私を含めた周りの人間は予想がつく、ただし幼女自身は、これから自分に対して何が行われ様としているのか、想像も出来なかったであろう。
持ち上げられた尻、その肉の足りない……だが、柔らかな二つの丘が左右に押し広げられ、その間に隠された蕾が露にされる。
 魔法の様に男の手に現れた薬瓶、その蓋が取り払われて中の液体が、少女の蕾へと垂らされて行く
「あうっ!」
 蕾へと垂らされた瞬間、少女の口から小さな声が漏れる。垂らされていく液体……その全てが少女の蕾へと垂らされ切った次の瞬間に、薬瓶が投げ捨てられ、その代りにとでも言うように男の舌が、液体が垂らされた蕾へと触れ、液体を塗り込めるように動き出す。
「ひっひぃぅ!ひぃうぅっ!」
 冷たい肉体に触れる熱い舌、どの様な感覚が少女を苛んでいるのか不明だが、それは快感ではなく苦痛である事だけは確かだろう。
 それが証拠に、犯されている少女の瞳からは涙が溢れ出し、ぽたぽたとうつ伏せにされている台の上にこぼれ出している。哀れであるが、それは同時に私達に快楽を与えてくれているのも確かだ。
「たす……誰か、おねが…くふぅっ!」
 私達が少女の姿を見ているように、少女も私達の姿を見ている、そして私達に対して救いを求め哀願をし始めるが、それに対して私達は憐みと欲望を込めた視線を返すだけであった。
 やがて液体を蕾へと塗り込めた男が、身に着けていたズボンを脱ぎおろし、塗り込められた液体の作用で弛緩し、緩く開け放たれ始めた少女の蕾……肛門へと、ペニスを突き入れた。
「はぁぎしぃぃ!」
 目覚めと同時に処女を奪われ少女は、今度は肛門を犯される。ズルズルと突き込まれ、肛門へと飲み込まれて行くペニスの異様さ、細い少女の腹部が突き込まれたペニスに圧迫され、外側からも突き込まれているペニスの位置が分かるほどに、膨らんでいる。
「あっ!あぁぁあぁぁーーー!だぁぁーーーいぃぃ!」
 少女が、突き込まれたペニスから逃れようとするかのように足掻き、ガリガリと乗っかっている台に爪を立て、身体を痙攣させながら動く、だが下半身を押さえ込まれた身体は逃れられず、足掻き続けるだけであり、逆に身体を引き寄せられ、さらに深く体内にペニスを捻じ込まれ続けた。
「ひがぁっ!ばぁぁーーーー!!」
 何を叫び助けを求めいるのか、少女自身にも分からない叫び、それを吐き出せながら男は少女を抱え上げる、そして完全に埋没させたペニスを、自分のペニスの長さ以上に少女の肉体へと突き込もうと、少女の身体を揺すり上げ続けた。

 ドン!と、少女の身体が男の身体から離され、台の上に横たわる。裂けた肛門からは血が流れ、吐き出された精液が流れ出ている。
(不幸中の幸いと言うべきか、冷凍保存処理をされる時に少女は、念入りに浣腸を含めた体内清浄が行われており、これほどまでの肛門性交によっても、肛門から汚物を漏らすと言う事は無かった……ただし、これを残念に思う見物人もいたのだが)
 そして、次の男が少女の肉体を犯し始めるが、すでに少女の生命力は限界に達し始めていた。
 犯され続ける少女は、やはり逃れようとするかのように足掻くが、その動きはだんだんと緩慢になっていて来ている。
「ぎぎぎぃぃ……いや…マ…マ……パァ…パァァ……」
 少女を犯し続ける男は、その命の最後まで搾り尽そうとするかの様に、自分のペニスを膣に突き込み、小さな乳房を揉みあげながら顔に舌を這わせる。
 多分……4人目か、5人目の男に犯されている最中に少女は息絶えたと思われるが、何人もの男達は、屍と化した少女を犯し続けた……すでに、少女を犯す代金は支払済みなのだ。少女が生きていようと死んでいようと、欲望を満足させる事だけを考え、行動し続けたである。

 最後の男が、すでに屍となっている少女の上から離れる、そして教室を模したこの場所から、隣に用意された談話室へと、周囲で一部始終を見ていた男達ともども、くつろぐ為に移動し始める。
 そんな中で、一番最初に少女を犯した男が、屍となった少女を見ながら、何か考えるような表情を浮かべた後、少女の事を説明していた自称教授に問いかける。
「この屍は、もう廃棄処分にするのかね?」と……


                               「 私の少女 」


 私の家の地下室には、特別あつらえの部屋がある。
 常に氷点下に保たれたその部屋には、永遠の眠り姫が住んでいる。
 少女に注入された冷凍保存液、それは解凍時に細胞の破壊を防ぐ効果だけではなく、別の効果も併せ持っている、それは防腐剤としての効果だ。
 屍となった少女、その屍を再凍結した後に再び解凍を施しても、屍の腐敗はほとんど進行する事は無い、言うならばいつでも新鮮な屍と言う事だ。
(無論の事、それは氷点下以下の保存状態の時であり、常温下ではそれなりに腐敗が進行してしまうのだが)
 だから私は、少女の為にこの部屋を作った。
 そして時折、私は少女を部屋から連れ出して、少女の肉体を楽しむ……永遠に変わる事のない、美しくも可愛らしい少女の屍、私はそれを堪能し続ける……永遠に……



                                                おわり





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