サブマリン707R


                            速水家の崩壊〜第一章    


                                  『 下調べ 』


人妻と言う奴に結構憧れがある、すでに他の男に犯られていると言うマイナス面があるが、夫と言う名前の他人の所有物である人妻を自分の物にすると言う征服欲が、そのマイナス面を充分に補ってくれるし、すでに開発されている肉体も十分に魅力的であり、未成熟な肉体では味わう事が出来ない、多種多様なプレイを受け入れる素地が出来ているのも嬉しい、だから俺はこの家の人妻を楽しむ事に決めた。
何事にしても下調べが大事なのは言うまでもない、一つの偶然として見初めた女を、その場の勢いと欲望のままに犯して自分の物にするのも悪くは無いが、この女については長く楽しみたかったので、それを堪えて入念な下調べをする事にした。
そして得られた情報は、非常に美味しい情報をたっぷりと含んでおり、これからの楽しみを充分に期待させてくれる物ばかりと言えた。
その女性の名前は、速水みゆき、年齢は35歳と言う事だが、どう見ても20代の後半にしか見えかったので、軽い驚きを感じたがマイナス要因ではない、どこか童女を思わせるような笑顔やそのきびきびとした立ち振る舞いは、見る者を幸せにしてくれる様に感じる、そしてその肉体の美しさは、子供を一人生んでいる女とは思えないほどに綺麗であり、崩れを認められない肉体であった。
(風呂場での入浴シーンを盗撮するのに、どれ程の努力をしたものか……)
兎にも角にも、速水みゆきと言う名前の人妻自身の価値は、値千金である上に、その周囲を取り囲んでいる条件も最高に好条件と言える、旦那の職業は話題になっているPKMに所属している潜水艦の艦長だそうで、家を長期間空けている事が多く、実際に現在も家には不在だ、そしてあゆみと言う名前の娘が一人、昼間は学校に通っているので何かと都合が良い上に、自分の趣味の範囲以外だが、ある意味楽しめそうだし、使い道は色々と考える事が出来る素材だ。
とにかく下調べは充分にした、この先は調べ上げた情報を基にして、如何に速見美由紀と言う名前の人妻を楽しみ味わうかを検討し、そして実行して行くだけであった。


                                 『 手紙 』


ソファに、コロンと寝転がりながらみゆきは夫から届いたばかりの手紙を読む、全ての情報から身を潜めて大海原を静かに行動する潜水艦の艦長を含めた乗組員達との連絡手段は、アナログな手紙による通信がメインになるのは仕方がないことである。
(とは言え、手紙と言う手段を好むのは夫である洋平さんの性格なのだろう)
『…早く、母港の君に入港したい…』
手紙をギュッと胸に抱き締めたみゆきが、顔を赤らめてソファの上をゴロゴロと転がり回る、実年齢は35歳、外見は20代、心は夢見る10代…と言う所であろうか?
「洋平さんたら」
胸の中に熱い思いがこみ上げて来る、あゆみも手が掛からなくなって来ている事だし、自分と夫の年齢とかを考えればそろそろ二人目を生む最後のチャンスなのかも知れない…
「私も、早く入港させてあげたい…」
そう呟いたみゆきの手が、自分の服の中に潜り込んで行った。
この掌は、あの人の掌……胸を揉み乳首を摘まむ指は、あの人の指……肌を這い回る自分の手を夫の手だと想像しながら、その手を下腹部へと這わせて行く、来ているセーターは捲くれ上がりブラジャーが見え出している、そしてそのブラジャーに隠されている筈の乳房も軽く勃起し始めた乳首共々に外気に晒されている、スカートの中へと潜り込んだ手がリズミカルに蠢き、染み出してきた湿り気を指先に感じさせ、湿り気を感じた指先が割目へと入り込んで行った。
「洋平さん…あっ!」
夫の名を呼びちいさな喘ぎ声を漏らす、その喘ぎ声は誰も居ない家の中に吸い込まれ消え行く筈であったが、不意に自分を慰めているみゆきの耳に、ゴトン!と言う音が突然に飛び込んで来る、ハッとして音がした方を見たみゆきの眼に、居間に通じる場所に立ちデジカメを構えている男の姿が映し出された。
「あっ…きゃぁ!」
ソファの上から身体を起き上がれらせ、慌てて乱れた服装を直しながらみゆきが声を出す。
「いや〜面白いシーンが撮れましたよ、奥さん」
男が更にデジカメのシャッターを押しながら、ソファの上で強張る様にして自分を凝視しているみゆきの方へと近づいて行く
「だっ、誰なんです!家から出て行ってください!」
デジカメを降ろした男は、笑いながら言う。
「はいはい、出て行きますとも、こんな素晴らしいシーンを撮る事が出来ましたからね、夫の帰りを待ちわびて自分を慰めている人妻の痴態……いい値段で、売れるでしょうよ」
瞬間!みゆきの顔が紅潮する。
見られていた、いやそれどころか写真を撮られてた。
「まって!やめて!それを消してください、お願いします」
クルリと後を振り向いて出て行こうとする男をみゆきは引き止めてしまう、自分を慰めている恥かしいシーンを写し撮られてしまったと言う事により、一種のパニック状態に陥り正常な判断が出来なくなってしまったのである。


                                  『 計算 』


男は、自分を引き止めるみゆきの声を聞いた瞬間に、心の中で笑みを浮かべた。
本当なら、今日はこの家の事を調べ上げた末に、見つけ出したチャンスとばかりに、一気に家に押し入り勢いでみゆきを強姦して、そのままこの土地から逃げ出そうと考えていたのだが、家に忍び込んで強姦するためにみゆきの姿を探している最中に、居間のソファの上で自慰に耽り始めるみゆきの姿を見つけ出す。
捲れ上がった衣服の下から見える素肌と、その素肌の上を這っている手の動き、欲望の趣くままに一挙に襲い掛かりたいのを必死に堪えながら考えをめぐらせる。
……ここで、計画していた通りに襲い掛かって強姦するのはたやすい事だろうが、この絶好の機会を見逃す手は無いのではないか、この状況を利用すれば一回だけでなく、何度も思うがままに犯し続ける事が出来るのではないかと考える、そして考えを実行に移した。
まずは、考えさせてはいけない、話の主導権を此方が握る立場にならなければ駄目だ、手段はある、本来は強姦した後の口止め用にと用意して来たデジカメで偶然に撮った自慰の画像、これを使えば話の主導権を握り女をコントロールする事が出来る筈だ。
そして、その目論見は成功した。

「これを消して欲しいのかい、貴重な画像だ……消すのなら、それなりの代金を支払って欲しいね」
代金と言う言葉を聴いた瞬間にみゆきは考える、お金でどうにかなるのならば素直にお金を支払って、この事を誰にも知られる事なく終らせてしまいたいと、だから男の言葉に対して返答をしてしまう、それが男の計算である事も知らずに……
「いくら欲しいんですか、お金なら出しますから、それを消してください!」
男は、みゆきの方を振り返ると近寄って行く、そしてソファの上で自分を見つめるみゆきの傍まで近寄ると、一言だけ言った。
「これを消す代金は、あんたの肉体だよ」
そう言った瞬間に男は、ソファの上にいるみゆきに襲い掛かった。
「あっ!いやぁっ!」
本来ならみゆきは、男を見つけた瞬間に大声を出して異常を周囲に知らせた上で、逃げ出すか警察を呼ぶなどの行動をするべきであった。
しかし恥かしい瞬間を見られた上に、それを撮影されてしまったと言う出来事が、彼女の行動を狂わせ最悪の結果へと導いてしまったのである、男の手が服を引き裂き素肌を露出させて行く
「いやっ!やめてください、誰かぁ!助けてぇぇーー!」
助けを求めて叫ぶみゆきの目の前に、デジカメが突きつけられる。
「奥さん、大人しくしないと、これに撮った写真がどうなるかわからないよ、奥さんが大人しく一回させてくれたら、消してあげるからさ…」
男の言葉にみゆきの動きが一瞬止まり、その隙を突くかのように男は、更に服を引き裂きながら剥ぎ取り、ブラジャーを引き千切って乳房に舌を這わせ噛み付く
「あうっ!」
噛まれた乳房に走る電流のような感覚、直前まで自分で嬲っていた肉体は完全に静まっておらずに、男の激しい愛撫に対して反応をしてしまっている、だが肉体は反応を見せたとしても見ず知らずの男に犯されるという心の拒否反応は、拒絶の抵抗をみゆきにさせた。
「いやっ!いやぁぁーーー!」
乳房を揉まれる快感を必死に否定しながら、みゆきは悲鳴を上げて抵抗をするが、その抵抗の悲鳴も撮影された写真と言う存在が、心の片隅刺さり込んだせいなのか、それほど大声ではなく、どこか抑えられた悲鳴である。
乳房を嬲る男は、乳房に立てた歯を強く噛み締める、柔らかく白い肌に食い込んでいく自分の歯、その抵抗感を歯茎全体で味わいながら口の中に噛み入れた乳房を舐り回していく、絹のようなすべすべしていた肌が粟立ってくるのが舌先に感じる、その嫌悪感を味わいながら強く歯を食い込ませ、肌に傷を刻み込む
「あっ!くぅぅ!」
敏感な乳房を傷付けられた痛みに、みゆきは苦痛の悲鳴を上げるが、それを無視しながら男の舌は、傷口から滲み出してきた血を舐め上げて傷痕を舐り上げる。
「奥さんは、こうして虐められるのが好きみたいだね、くくく…」
薄っすらと口の周りに舐め上げた血をこびり付かせた男が笑う、そして男の手は下半身へと伸びて行く
「違う!違います!いやっ、離れて!誰か、誰か助けてぇーー!」
抵抗もする、助けを求める悲鳴も出す……だが、それは脆弱な抗いでしかない、抵抗は男の力の前に組み伏せられ、悲鳴は外の漏れ出すほど大きくなく家の中のみに広がるだけであった。
(もっとも北海道の家の構造として、室内の暖気が外に漏れ出さないために厳重に室内は外部と切り離されており、密室性が非常に高く力いっぱい叫んだとしても声は外に漏れ出さなかったであろう)
下半身に伸ばされた男の手が、スカートの中に潜り込んで下着の隙間から、その内部へと侵入して行く
「駄目っ!そこは駄目なの、洋平さんだけの、そこはいやぁぁーーー!」
抗いの声を聞きながら男の指先は、さわさわとした感触の恥毛を掻き分けた奥にある、湿り気を帯びた感触を見つけ出した。
「あうっ!」
その湿り気を帯びた部分に指先が到着した瞬間に、みゆきは一際高い呻き声を出し仰け反った。
「ひっ!だめぇ、弄らないで、ぐっ!だめぇぇ!」
クチャクチャと侵入した指先が、膣口を執拗に程に嬲り上げ染み出してくる液体を指先に絡みつかせてから、下着の中に潜り込ませた手を引き抜き、滲み出した液体が染み込んだ指先をみゆきの口の中に突き込む。
「ふぐっ!」
口の中に突き込まれた指先が、口の中で蠢きながら舌先を挟み込み嬲る。
「どうだ、自分が出した汁の味は美味いか?もっと美味しい物を飲ませてやるから、期待しておけよ」
チュポン!ろ指が引きに抜かれる、それと同時に口の中に溜まった唾液が、引き抜かれた指を追うかのように溢れ出る、男はその唾液を掌で受け止めると啜り飲む
「美味いね…御礼をしなくちゃな」
何時の間にかズボンと下着を脱ぎ去っていた男が、みゆきの口に己のペニスを一気に突き込む、そして激しく腰を動かし始める。
「ぐっ!んんぐぅぅ、んぁあっ!」
呻き声を漏らすみゆきに男は言う。
「噛みたいなら噛めよ、ほらっ!噛んでみろよ、そして警察を呼べよ、私は強姦されましたとな!恥をかくのはお前だぜ、旦那と娘がどんな風にお前を見るかな、楽しみだぜ!」
男の腰の動きは更に激しくなり、みゆきの顔面に陰毛が生茂る下半身を押し付けるようにしながら、口を汚して行く……そして
「うぶっ!ぶぅぅぐぅっ!」
男は、みゆきの喉深くに精を吐き出した、そして最後の一滴まで飲ませ尽くそうとする様に、執拗なまでに下半身を押し付けて、最後の一滴まで口の中に搾り出した。
「げひぃ、ぐぅぼぁっ!うう…げふっ!」
引き抜かれたペニス、むせ返り苦しそうに射精された精液を吐き戻すみゆきを、男は押し倒しスカートと下着を一挙に取り去る。
「ひぃぃ!やめて、もういいでしょ?やだぁぁっ!」
転がる様にして、その場から逃げ出そうとするみゆきを、背後から押さえ込んだ男が下半身を押さえ込む
「ちょうど良い体勢だ、濡れ具合も申し分ないようだしパックリと開いているのも見えるぜ」
男はそのまま、一気にみゆきの身体を貫く!
「いやっ!やめてぇぇーー!ぎゃぁぁーーーーーー!!」
自慰により膣口は濡れていた、そして男の指により膣内も濡れ始めていた、しかし強引な挿入は性器を傷つけない筈は無い、裂傷が引き起こされ膣口の一部が裂けて血が滲み出す。
「痛い!痛いィィ!いやあぁぁーーー!」
男は、みゆきの悲鳴を無視する、そして挿入したペニスを強引に突き動かし快感を貪る、背後から回した手で揺れ動く乳房を揉み上げながら、肩口に歯を立てて噛痕を刻み込むながら、その傷口を舐め上げて血の味を感じる、背後から貫かれ地獄のような責め苦を受けるみゆきは、悲鳴を上げながら必死に逃げようと足掻くが逃げられる筈も無く、ただ乱暴で容赦の無い男の責めを肉体に受け続けた。
そして男の射精を胎内に感じた時、みゆきは嫌悪感と共に地獄のような責め苦が終わった事に、安堵を得てしまっていた。


                                 『 唯一の幸福 』


居間の中央で無様に、その犯され尽くした肉体を投げ出しているみゆき、そのみゆきの顔に男が持参したデジカメを見せながら言う。
「俺も男だ、約束どおりに記録を消去してやるよ」
男はデジカメを操作すると、先ほど撮影したみゆきの自慰シーンをメディアから削除する、みゆきに心の中で安堵する気持ちが少しだけ芽生えるが、次の瞬間に再び凍りつく、なぜなら男は倒れている自分の姿をデジカメで撮影し始めたのであった。
「やめて、撮らないで!やめてぇぇーー!」
撮影されているデジカメを奪い取ろうとするかのように、倒れていたみゆきは起き上がると男の持つデジカメに手を伸ばすが、男に簡単に払いのけられる。
「約束どおりに、お前さんのオナニーしている画像は消去してやったよ、でもなこれはまた別口だ、これを消去して欲しけりゃ、この次もよろしく頼むぜ」
そう言うと男は家を出て行く、あとには犯されたままの姿で呆然とするみゆきだけが残された。

そして、この日の出来事は、これから始まる凌辱の日々の序章であり、娘と堕ちて行く地獄への切っ掛けでしかないのをみゆきは、まだ知らないでる…それが、みゆきにとって今日と言う日に置いて、唯一の幸福である事を彼女自身はまだ知らなかった。



                                                   続く



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