幻想異生物物語
沈黙の交易
『 紙片 』
この地方には沈黙の交易と呼ばれる物がある、それは交易と言うよりは原始的な物々交換のような代物あったが、俺の家で何十年と続いてきたものであった。
月に一度、決められた日時に、森の中にある指定された場所にある祭壇、そこに品物を置いておくと、翌朝にはその品物が消え、その代わりに別の品物が置かれていると言う話だ。
これは、森の奥に住んでいるハイエルフの一族達と、暗黙の内に執り行われる事である、人との交わりを極端に嫌い、それどころか我々人間を下賎の民として忌嫌うハイエルフの一族であるが、彼らが住む里で入手する事は難しい代物と言う物がある、それらの品物を入手する方法として考えられたのが、森の外に住む俺達人間と顔を合わさず済むこの沈黙の交易と言う方法であった。
その日も前夜に置いた品物の換わりに置かれているであろう品物を回収するために、指定された場所へと行き、回収した品物を確認した時に俺は気が付く、置かれている品物の間に紙片が挟み込まれている事に……
次に必要とされる品物の目録が置かれている事は、何度かあったが、それらの注文目録はきちんとした封書で品物と一緒に置かれており、この様に紙片に書かれるというのは事は無かった。
そして、その紙片に書かれていた内容も、品物の注文目録等ではなく…
『…今宵、この場所にて其方の利益となる商談を持ちたし…』
と言う、簡単な…それ故にかなり妖しげな文章が書かれていたのであった。
鼻を抓まれても解らない闇夜、まさにそんな夜の闇であった。
照明にと持っているランタンの灯りだけが、囲を多少浮かび上がらせているが、その灯りの外側は闇の中に沈み込んでいる。
それでも歩き慣れた道筋と言う事もあり、沈黙の交易を行っている祭壇が設けられている場所へは、何とか迷う事無く辿り着く事が出来た。
ランタンを傍の樹に引っ掛け、腰の小物入れからキセルと刻み煙草を取り出して一息つく、無用心かと思ったが、夜の森の中と言う状態では、幾ら慎重に気を配り行動した所でハイエルフの眼から逃れる術も無いだろう、ここは開きなおって紙片を忍び込ませた奴の登場を待つ方が得策と言うものだ。
キセルに刻み煙草を詰め込み、火を灯し一服した瞬間に奴は現れる、煙草の火でほのかに照らし出された暗闇の中に奴は現れた。
「よおっ」
内心の驚きを隠しながら、俺はキセルを咥えたまま挨拶をする、頭からスッポリとフードを被りマントで身を包んでいる奴、眼の部分だけがフードの隙間から俺の方を見ている。
「煙草は、やめていただけないかしら」
軽い咳き込みをしながら、奴はハイエルフ語ではなく人間の言葉で言う…俺は、言われるままにキセルをしまいながら、驚きを大きくして行く、人間の言葉を喋ったからではない、何故ならその声は女の声であったからだ。
フードも身に纏ったままのマントも外さない、人間にその姿を見せる事すら汚らわしいと言う事なのか、それとも単に罪を犯す者がその姿を隠したという事なのか、その姿のまま奴は、小さな袋を俺の方へと放り投げる、足元に落ちた袋を拾い上げ中身を確認すると、それはルビー原石の塊であった。
これだけの大きさのルビー原石を売り飛ばせば、捨値でも数年は遊んで暮せるだけの金になるだろう。
「報酬の一部です。こちらの言う通りにすれば、さらに同じ物を二つ…」
掌の乗せたルビーの原石、その重さを確認するように確かめながら、俺は聞き返す。
「んで、俺がする仕事の内容は?」
『 ゲインの涙 』
森の中に俺は身を潜め、目標の相手が現れるのをひたすら待つ、予定ではそろそろ現れるはずだ。
道具は既に準備を済ませている、目標の奴を入れるズタ袋と縛り上げる縄、移動する為の馬も少し離れた場所に繋いでいる、そして一番重要で肝心なのは、手の持った小瓶に入っている『ゲインの涙』と呼ばれる薬……
しかし高貴な存在と言われるハイエルフも、一皮剥けば人間と同じだという事が良く判る話だった。
あの夜に頼まれた仕事の内容は、今から現れるハイエルフの娘を誘拐し、その身体を汚す…つまり、凌辱をくわえる事であった。
何故その様な事をするのかと、若干の興味を抱き問い返した結果は、ルビーの原石が更に一つ捨て去るようにして、俺の方へと放り投げられた。
問答無用と言う事らしい…まあ、頂ける物を頂ければ文句は無い、俺はそのルビーの原石を拾い上げ、素直に仕事を請け負った。
ただし問題が幾つかある、まず誘拐する相手であるが、誰を誘拐して凌辱をくわえるかだが、これは指定された場所と日時に現れたハイエルフの娘と言う事で、了解した。
次ぎは、どうやってそのハイエルフの娘を誘拐するかと言う事だ、なにせ森に守られていると言われるハイエルフである、森の中で捕まえ様としても人間である俺には、待ち伏せをしたとしてもまず無理な相談になる。
だが、こちらの方も奴が持参した『ゲインの涙』と呼ばれる、ハイエルフに伝わる秘薬により、何とか算段がついた。
ちなみに『ゲインの涙』と言うのは、エルフにだけ効果がある特別な薬剤であり、これの香りを嗅いだハイエルフは、その量と言うか濃度によって多少の違いがあるが、昏倒して意識を失ってしまう…最悪の場合においては死亡してしまう事もある、禁断の麻薬だそうだ。
面白半分に、この薬を手渡された時に、お前さんに試してみるかい?…と、言った所
『それなりの手段は講じているわ…』
そう言いながら、フードを下ろし口から鼻にかけてマスクの様な物を俺に見せた…なかなかに、抜け目の無い奴だ。
ちなみにこの時に見た奴の姿は、マスクと言う無粋な代物を着けていても、驚くほどの美しい…そう確信できる奴であった。
ともかく俺は、その薬を受け取り、指定された日時と場所で、目標となるハイエルフの娘が現れるのを息を凝らし気配を絶ちながら待ち続けた。
なかなかに現れない目標の娘、それを待ちながら少し考える…目標となるハイエルフの娘を殺せではなく、誘拐して陵辱を加えろと言う依頼内容を、依頼主は何も言わなかったが、そこには単純な事ではない、恐ろしいまでの憎悪の感情を感じる事が出来る、もちろん凌辱を加えた後は殺さずに開放しろと言う話だ。
依頼主が同族である上に、同性でる点を考えれば、裏に隠された物語を色々と想像出来るが、それに関わる気も無ければ術も無い…ただ依頼された事を、実行するだけだろう…報酬は、既に貰っている事だし……
草を踏み分けるような音が聞える、俺が潜んでいる場所からかなり離れた場所にある道に、目標となるハイエルフの娘が現れた。
その姿を確認した時に、おれは少々失望する…報酬であるルビーの原石も魅力的であったが、同時にハイエルフの娘を犯せると言うのも魅力であったからだ、だが現れたのは確かに美人であり、魅力的な娘ではあるのだが、人間の外的な印象で言うのなら、どう見ても10歳位にしか見えない姿格好であったのだ。
人間よりも長命を誇るハイエルフである、実際の年齢はもっと上なのかも知れないが、こんな子供のような姿では、はたして襲った俺が欲情を引き起こす事が出来るか、そして物理的に陵辱と言うか、アチラの孔に突っ込む事が可能かすら怪しいものだ…だが、報酬は既に受け取っている、俺は行動を起こすしかなかった。
『ゲインの涙』が入っている小瓶の蓋を開ける、人間である俺にはほとんど感じないが、風上である俺の場所から風下であるハイエルフの娘の方へと、気化した薬が漂い出し流れて行っている筈だ。
それは不意に引き起こされる、いままで元気よく歩いていたハイエルフの娘が、突然にその場に倒れこむ、俺は小瓶の蓋を締め、倒れている娘の方へと急いで駆け寄り、抱き起こし意識を完全に失っているのを確かめると、腰に結わえていた縄を使い手足を縛りあげた上で、これも用意していたズタ袋にハイエルフの娘…と言うよりは、少女を押し込み抱え上げる、そしてそのまま素早く馬を繋いでおいた場所へと移動した。
馬に跨り走り出す…ズタ袋に詰め込んだハイエルフの少女を抱えたまま、馬を走らせる…そして、小一時間も走った先にある小屋へと辿り着いた。
小屋の扉を蹴り開け、抱えていたズタ袋を下へ降ろし、縛っていた袋口を開け、中に入れていたハイエルフの少女を放り出す。
まだ薬が効いているようで意識は戻っていないようだ。
「ほう…こりゃ…」
床に放り出されたまま意識を失っている、ハイエルフの少女…その姿を、あらためて見た時に、最初に見た時の感想を訂正する事になった。
確かに外見は10歳くらいの少女であるが、その全身から滲み出すような気品と言うか、存在感に思わず圧倒される、金細工のような長い髪、閉じられたままの瞳の長い睫と陶器を思わせる純白の肌、血色の良い紅い唇は濡れたように艶やかで、細く伸びた耳が時折ピクピクと動くのもそそられる、そして長く細く華奢な手足は、人を超えたハイエルフの美しさを感じさせ、着ている服も内面から湧き出すような魅力を抑える事が出来ず、全身から人を超えたハイエルフの美しさを滲み出させている。
「いや…やはり残念か…」
確かに今のままでも、その美しさは例え様が無いが、もしもさらに成長して数年と言うか、数歳の年を重ねたなら、その美しさは更に増し今以上に魅力的になったであろう。
俺はそれを残念に思いながら、そうなる前の蕾を踏み躙る暗い喜びに俺は身を振るわせ始めていた。
『 ハイエルフの少女 』
床に引いた粗末な敷物、その上に寝かせた少女の服を引き裂き、一気に凌辱を始めようとしたが、どの様な材質で作られているのだろうか、少女の身を包んでいる衣服は引き裂こうにも、引き裂く事が出来ず、切り裂こうとナイフを充てても切り裂く事が出来ない、単に丈夫な材質と言うよりも、何かしら魔法的な要素であるのかも知れない…
「ちっ!」
軽く舌打をした末に、来ている服を引き裂く事を諦め、まどろっこしいが着ている服のボタンやホック、紐などを丹念に外して行く事にする…考えれば、それもまた楽しい事かも知れない…
上半身の衣服を繋いでいる紐を解いて行く、シュルリと引き抜かれた紐が床に落ち、首筋を繋ぎ止めていた襟が緩んで大きく開き、細く白い首筋が現れる、開いた襟元から手を差しのべ服のボタンを外して行くと、胸元が少しずつ開いて行き、下に着ている肌着が見え始める、綺麗な刺繍が入れられているその肌着、脱ぎ外した服を横に置き、下半身に着けているスカート状の服もボタンとホックを外し脱ぎ降ろし、横へと放り出す。
白と言うよりは、どこか真珠のような淡い輝きを見せる肌着と下着、それを両手を持ち上げながら抜き取り、横の方に着いている紐を解きながら、ゆっくりと剥ぎ取って行く、足に履いているブーツを脱がし、太腿まであるニーソックスも脱がし終える…そして、苦労の末に少女を全裸に剥きあげた。
ゴクン!と言う、自分が飲み込む唾の音が大きく聞えるようだ、微かに乱れた長い金髪を身体に纏わせ、まるで人形のような無防備な姿を晒し横たわる、全裸のハイエルフの少女……
白い肌はキメ細かく染み一つ無い、ほのかに膨らみを見せながら、少しだけ桃色に染まっている乳輪と、その中央にある小さな…まだ膨らみを見せずに埋没している小さな乳首、皮膚が張り付き少し浮き出たような肋骨が息をする度に動き、細くなだらかな線が腹部を形作りながら、腰骨の骨ばった硬さと柔らかさを示し、長く…そして奇妙な角度で曲がる手足へと続き、その美しさを表現し続けている……
このまま永遠に、その裸体を汚す事無く見続けていたいと言う、奇妙な願望が湧き上がって来る、だが同時にこの汚れ無き肉体を俺の醜い逸物で汚し上げたいと言う、押さえ切れない欲望も湧き上がって来る、その二つの思いが、心の中で天秤のようにバランスを取り続けた。
ほんの数秒だったかも知れない、もしかしたら数時間だったかも知れない…ハイエルフの少女の裸体を見続けたいた俺の耳に、小さな…小さな呻くような声が聞えた。
「あ…うん…」
横たわったままの少女が発した小さな声、俺はその声を聞いた瞬間に、欲望の全てを解放し、横たわったままの少女の肉体へと貪りついた。
既に自分が着ていた衣服は全て脱ぎ捨てている、肌を合わせその身体の柔らかさと、肌の暖かさを全身で味わいたかった。
グッタリとした肉人形のような身体を抱き締める、柔らかな肉の弾力と暖かな肌の感触、それを貪るように抱き締めながら、首筋に舌を這わせ顔の方へと舐め上げて行く、それに反応するかのように蠢き始める少女の肉体、最初はビクビクと痙攣すような動きだったのが、手足を揺らめかすように動かし始め、肌の上を這いまわる俺の手を退けようとするように動く、そして閉じあわされていた瞳が開いた。
「ん・・あっうん…」
まだ意識を完全に取り戻していない表情ながら、見開かれた瞳が俺の顔を見る、そして次の瞬間に唇を塞がれるた。
「うっはぁ!うぅぁ!」
瞳が完全に見開かれ、顔に覆い被さっている俺の顔を、驚愕に満ちた表情で見る、そして両手を使って自分の上から俺を引き離そうと足掻き始める、振り回される手とジタバタと足掻く両足、だがその力はあまりにも非力であり、俺を突き放す事はおろか、塞がれた唇を自由にする事すら出来ずに、足掻き続けることしか出来ないでいた。
押さえ付けた肉体が跳ねるように動き、激しく抵抗をし続ける、だがそれは不快ではなかった。逆にその激しい抵抗に興奮して行く俺を感じる、ハイエルフの言葉で何事か叫びながら、手足をバタつかせ逃れようと足掻く姿は、それを押さえつけ蹂躙する快感を増やしてくれる、そして暴力を加える格好の材料となる。
「ひぎぃあっ!」
少女の頬を殴りつける、左右から往復で二回、口が切れ血が滲み出す。
「くくく…」
どうやら苦痛の悲鳴は、人間もハイエルフも違いは無いらしい、思わず笑いが漏れて来る…
殴られた衝撃で一瞬少女の動きが止まるが、胸へと伸ばした手が膨らみのない乳房を、力任せに爪を立て握った瞬間に、少女は抵抗を再開させる。
「ハァルゥアッ!ハルィィリュ――!!」
ハイエルフの言葉など解る筈も無いが、何を叫んでいるかは想像できる、抗いと拒絶の叫びを張り上げ、必死に助けでも求めているのだろう。
意味は解らないが、その声が歪んだ征服欲を満足させてくれる、そして新たな叫びを吐き出させたくなってくる。
乳房と言うよりは、胸に歯を立てて噛む、膨らみの無い扁平な肌に刻み込まれる歯型、柔らかな皮膚が傷付き血を流し始める、その血を舐めしゃぶり薄き胸全体へ引き延ばして行く、そして少女の身体を掴みあげ、人形のように振り回しながら、その小さな身体を嬲り続ける。
薄く血に彩られている扁平な胸、その柔らかな皮膚を掌に貼り付けさせながら、少しだけ淡く色のついている乳輪の中央にある、小さな窪みへと舌先を這わせ、穿り出すようにしながら乳首を少しずつ膨らみ盛り上がらせていく、そして膨らみ出た小さな小豆粒ほどの乳首を噛む。
「ひぎぃぅ!」
すでに抗いの声は途切れ途切れとなり、呻くような声だけが絞り出され続け、その呻き声を耳朶に聞きながら俺は、更に小さな乳首を責め嬲り続ける、唇で強く挟み舌先で甚振り、引き千切れそうになるほど引っ張り痛めつけて行く
「いぃぅ!ひぃぐぅ!」
その度に呻き声を出し、身体を震わせる少女…その反応を重ね合わせた肌で感じ取りながら、俺は下半身へと欲望の食指を伸ばし、その未発達な部分を嬲り犯して行く
「あっぐぅぅ…」
硬く閉じあわされた割目へと挿入される指先、穿る様に指先が捻じ込まれ強引に割目を押し広げる、滲み出す血が滴り股間を濡らし太腿を伝い落ちて、小さな血溜りを作り出し広がる。
「あぐぅ!」
指先に付着した血を舐め、その味を楽しみながら指先で蹂躙した割目へと、少女の硬く勃起している男根を添えるが、その動きが一瞬止まる。
男は少々迷っていた。もう暫く嬲り続けるか、それとも一気に貫いてやるかを…
男の顔に笑みが浮かび上がる、そして少女の股間へと添えていた男根を一気に突き込んだ!
「はぁぎゃぁぁぁ!」
空け広げられる少女の口から吐き出される悲鳴、激しく左右に振られる頭と、激しくのたうつ長い髪…硬直した身体が弓のように曲げられ、握り締められた掌の爪が皮膚を突き破り、掌から血がたれて行く…
まだ湿り気が薄く半乾な少女の股間へと突き込まれた男根、それが肉を引き裂き膜を突き破りながら、肉体の奥へと捻じり込まれ、突き込まれて行く
「ひぃぎぃっ!いぎぃぃーーー!!」
激痛に喘ぐ少女の悲鳴と肉体の痙攣、その断末魔のような動きを、快感を得る為の道具として男は、更に激しく股間を蹂躙し、少女の肉体を激痛に喘がせ楽しみ続ける。
身体を貫かれ、身体を嬲られ続ける少女の顔…血走り見開かれた瞳…大きく裂けるかと思われるほどに開け広げられた口…殴られて流した鼻血と鼻水が混じりあい、吐き出された涎で汚れた顔…のたうつ髪は振り乱れ顔に張り付き汚れている…言うならば、醜く歪んでいるその顔であったが、俺はその歪んだ顔に興奮を覚えていた。
高貴で人間を下賎な生物と蔑んでいるハイエルフ、それが下賎な俺と言う人間に押し潰され、醜く顔を歪め泣き叫んでいる、最高であった…そして、俺はその顔を更に歪めて見たいと思っていた。
激しい腰の動きが高まって行く、何がこれから起こるのかを察知したのか、少女は貫かれた股間から男根を引抜こうとするかのように足掻く、だが男根が抜け出す筈も無く激しい動きの末に、絶頂へと達した俺は少女の胎内へと、欲望をぶちまけ注ぎ込んで行く
「うぁうぅぅ…あぐぅぅ…」
何が起こったのか、それを子宮で理解した少女が、呻くような声を漏らしながら、顔を覆い隠し泣き出す。
引き抜いた男根の先から、精液が滴のようにたれている、当然抜き出した孔からも同様に、破瓜の血と交じり合ったピンク色の精液が漏れ出し、少女の内腿に赤い線となり垂れ出している、身体を縮こませ呻くような鳴き声を漏らしている少女…その少女に対して俺は、凌辱の続きを再開した…
『 嗜虐之刻 』
縮こまっている身体を強引に引き伸ばし、うつ伏せにしながら押し付ける、両足を掴みあげながら命一杯に押し広げ、綺麗に窄まっている尻の穴を、俺の目の前に曝け出させた。
内腿を濡らしている垂れ出した精液、それをすくい取り押し広げられた尻の間、露出させられている尻の穴へと、それを塗り込める。
「ハァルゥアッ!ラッシィルアァァ――!!」
何を叫んでいるのか意味不明なハイエルフの言語、だが何を叫んでいるのかは容易に想像できる、だがその意味を知り得たとしてもやめる気は無かった。
再び硬く勃起し、そそり立つ俺の男根…それを、少女の尻の穴へと押し当てる、何が自分の尻の穴に押し付けられたのか、それを悟った少女が再び泣き叫びながら喚く、だがその叫びは俺に何の感慨も与えない…いや、逆に震え出しそうな嗜虐心を与えてくれた。
尻の穴へと添えられた男根が、ズブリュ…と捻じ込まれていく、亀頭部を飲み込み…竿の部分が沈み込む…全体の半分までが、強引に押し込まれ突き刺さる。
もはや意味の成さない悲鳴を張り上げ、開け広げた口から舌を突き出し顔を歪めながら、床にガリガリと爪を立て逃げ出そうと足掻き続ける少女、広がり裂け始める肛門から滲み出て垂れ出す鮮血…逃がさないように腰を掴み上げ、自分の方へと引き寄せながら、自分の腰も少女の尻へと押し付ける、肛門を引き裂きながら捻じ込まれ完全に飲み込まれていく男根、垂れ出している鮮血が太腿を濡らしながら、幾筋も流れ落ちて行く……
二つの穴へと突き込まれる男根、それが引き抜かれ…押し込まれ…引き抜かれ…そして押し込まれる…それが何度も繰り返される、捲れ上がった二つの孔は、だらしなく広がり、その穴へと吐き出された精液と排泄物を垂れ流している、そして穢れなく白く透きとおっていた肌と傷一つ無かった肉体は、その身体に加えられた凌辱の爪痕を無残に…念入りに刻み込まれている……
腫上がった右目は塞がり、小さな鼻からは鼻血が垂れ出している、切れた唇から血が滲み、よく見れば折れた歯が一本落ちている、首筋から胸にかけて幾つも付けられているキスマークと言うよりは、醜い内出血の痕と幾つもの歯型、柔らかそうな腹にも殴打の痕があり、投げ出されている手足のうち一つが、関節が一ヶ所増え奇妙な方向へと曲がっている…
このような状態でも、少女は呻くような声をだし続け、まだ生きている事を証明していた。
俺は満足してなかった…
まだまだ、このハイエルフの少女を楽しみたかった…
だが、このハイエルフの少女が、既に限界であると言う事も知っていた…
何度…その少女の胎内へ吐き出したか覚えていない、だが散々に吐き出した事によって芽生え始めた理性が、頃合だと俺に知らせ始めた。
「あぁぁ…うぅぁぅぅ…」
わずかな呻きと、痙攣のような微かな動き…横たわっている少女を見ながら、俺は散ばっている少女の服を掴み、それを少女へと着せ始めた。
剥ぎ取った下着を履かせる…グジュリと精液や排泄物が付着するが、そのまま履かせ上げる…肌着を着せる途中で血が滲み染みとなる…スカートも下着同様に汚れる…上着にも汚れが付着する…折れた腕を袖に通す時に、低い悲鳴が上がるがそれは無視して、強引に袖を通し入れる…そして紐で襟元を縛り上げ完成させる。
『ゲインの涙』が入っている小瓶の蓋を開け、それを軽く嗅がせると、今まであげていた呻き声が急に停まる、死んでしまったのかと不安になり、心臓に耳を押し当てると、弱々しいながらも鼓動の音が聞え、俺は安堵の息をついた……
ズタ袋に詰め込んだ、ハイエルフの少女を森の中へ放置する、そして俺は一目散に馬を走らせた。
自分の家には帰らない、なけなしの金目の物と報酬として得たルビーの原石が数個、それだけを持ち一目散に馬を走らせる、この先の詳しい事情は知りようも無いが、一番考えられるのは口封じだと俺は考えている、少なくとも俺だったらそうする。
だから俺はこの土地から逃げ出す…な〜に、金はあるんだ、この先どうとでもなる筈だ…だが、俺は知らなかった…十数年後に、一人のハーフエルフが俺の所へとやって来るなどと言う事を……
『 噂 』
沈黙の交易は、それ以降も必要とされ続けられた。
そして、沈黙の交易を続ける人々の下に、奇妙な噂と言うかハイエルフ達の奇妙な情報が広がり始めたのは、数年してからであった。
ハイエルフの女王として、育てられていた少女が何者かに襲われ、その純潔を失ったばかりか、忌むべきハーフエルフの子を産み落としたと言う話、当然の様に女王となる資格は失われ、その少女はハイエルフの里を追放され、別の者が女王となったと言う話……
それが本当の事かを確かめる術は無い、それは噂でしかないのだから……
つづく?
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