ときめきメモリアル・異伝


                                【 伝説の樹 】  


                                 『 時間切れ 』


「はい、彼方の待ち時間はここまでで終了!」
追い立てられるように彼女……如月未緒は、有志達により結成された『伝説の樹・調整委員会』のメンバーによって、伝説の樹の下から追い出される。
卒業式の日に、超人気スポットであるこの場所にいることが許されるのは、一人3分間だけである、この場所で3分間待って相手が来なければ、次の順番待ちをしている人間に場所を譲らなければならない、実際そうでもしないと卒業式当日には100人を越える男女が子の場所にひしめきあった末に、口喧嘩から実際の大喧嘩、はたまた刃傷沙汰まで引き起こされたりと、大混乱に堕ちいるのを避ける事が出来ないのである。
「しかたないよね、こんな私じゃ……」
必死の勇気を振り絞った末に、彼の机の中に置いた手紙、如月未緒の想いは通じる事が無かったようである。
がっかりして帰ろうとした未緒に声をかける人がいた。
「あっ、如月さん特別枠であと5分間待つことができるけど、申請する?」
「え?」
男の話では、待ち合わせには最終調整の結果として、特別枠が設けられる事があり、その特別枠を未緒に融通しようと言う事であった。
「お願いします!」
未緒は無論、特別枠を申請した。
「それじゃ、手続きがあるからこちらの部屋に来てよ」
「はい!」
未緒は男の後を着いて行く…そして…

彼女が案内されたのは、運動部系の部室がまとめて設置されている建物であった。
『伝説の樹・調整委員会』のメンバーは、大半が運動部系の学生がボランティアで行なっているの事もあり、ボランティアのメンバーが所属している運動部の部室が、『伝説の樹・調整委員会』の仮本部として機能する事になるので、未緒が案内されるまま何の疑問も持たずついて来たのは、当然の事と言えた。
カチャリと、ドアが開かれて未緒は招き入れられる、そして手続きをするために部屋の中に入ろうとした時に、部屋の中から飛び出して来た人とぶつかってしまう。
「きゃっ!」
何が起こったのか理解する間も無く、未緒は飛び出して来たと一緒にその場に転んでしまう。
「助けて!お願い、助けてぇぇ!」
ぶつかって来た人が、未緒に抱きつきながら助けを求めて来た。
「えっ?」
抱きつかれた未緒は、驚きつつも抱きついてきた人を見る『…この人、知っている…』抱きついてきた人を、未緒は知っていた。
抱きついてきた人は鏡魅羅さん、学校でも評判の美人だ、実の事を言えば自分も彼女に憧れていた面がある、自分も彼女みたいに美人だったらと…くっきりとした化粧栄えのする目鼻立ちと、均整のとれたプロポーション、自信に満ちた女王様然として、常に取り巻きの男子生徒と一緒に居る姿は、自分とはまるで正反対であり、それ故に未緒は彼女に憧れを抱いていたのである。
その彼女が、突然に飛び出してきて、私に助けを求めて抱き尽きてきた、いったい何がどうしたのであろうか、あらためて鏡さんの姿を見て驚く、なんと彼女は下着だけしか身に付けていない半裸の状態であったのだ。
「どうしたんですか、大丈夫ですか、誰か人を呼んでください、お願いしいます」
鏡さんが震えているのがわかる、私は彼女を落ち着かせるために、抱きしめながら宥める、そして周囲にいる人に人を呼ぶようにお願いするが……
「おい、まだ終らせてなかったのかよ、時間守れよな」
私を案内してくれた人は、私の言葉が聞えていないように、鏡さんが出てきた部屋の中に向かって言う。
「すまん!なんせ、こいつ往生際が悪くてよ…時間も無い事だし、そっち獲物と一緒に4Pと言う事で楽しまないか?」
「しかたねぇな…」
そう言うと、私を連れてきてくれた人は、部屋から出てきた男と一緒に、私と鏡さんを部屋の中に強引に押し込み、部屋の鍵を掛けた。


                                   『 役得 』


有志達により結成されている『伝説の樹・調整委員会』、わざわざ赤の他人の恋路を成就させる為に、この時期『伝説の樹』周辺の管理をして、滞りなく恋人達の世話をして行くのが仕事なのだが、これはどう考えても貧乏くじと言える、何せ調整委員をしていると言う事は、自分が『伝説の樹』に関係が無いと言う事を宣伝しているようなもので、次々に成立していくカップル達を横目に見ながら、黙々と調整委員会の責務を果たして行くのだから、こんな損な役回りだが不思議に毎年ボランティアと称する人々が『伝説の樹・調整委員会』を結成し、毎年滞る事無く卒業式の日に『伝説の樹』を管理運営する、何故だろうか?
答えは簡単なことである、これはボランティアとして活動した生徒達にしか伝えられる事が無い、特別な役得が用意されているからである、その役得とは何か?
『伝説の樹』で待ったが、不幸にして目的の相手が現れなかった女生徒を一名だけ、自由にしても良いと言う秘密の役得、調整委員達は前もって順番を決めて置き、好みのタイプで相手が現れなかった女生徒を…
『待ち合わせの時間の、追加特別枠をある…』
と連れ出しては、調整委員会の本部に連れ込んで犯していたのである。
これは、数十年も間『伝説の樹』の裏側で極秘に行なわれ続けていた出来事であった。

と、如月未緒を背後から羽交い絞めにしている男が、語って聞かせる。
「そんな…ひどい!」
確かに酷い話である、羽交い絞めにされている未緒の前では、鏡魅羅が男に組み伏せられ強姦されている真っ最中であり、それを未緒は見せ付けられていた。
「いやっ!やめてぇぇーー!!」
ブラジャーが引き千切られて、パンティーも剥ぎ取られる、全裸にされた魅羅が抗いも虚しく男の手により嬲り犯されて行く、仰向けに押し倒された状態だと言うのに型崩れしない豊満な乳房が捏ねるように揉まれ、その乳房の男は喰らいつき乳首を舐め上げ食んでは歯型を刻み込んで行く
「うっうぅぅっぃーー!」
魅羅は、乳房を噛みしゃぶる男の頭を叩き必死に抵抗するが、それえを意に介さずの男は執拗に乳房を責め続ける、そして頭を叩く魅羅の両手を掴み上げ片手で両手を拘束し、その唇を奪おうとする。
「んっ!んーーー!やぁっぁぁーー!」
必死に抵抗を続ける魅羅に業を煮やしたのか、男がナイフを取り出すとそれを魅羅の頬にペタペタと軽く押し当てる。
「お前、卒業後には東京のモデルクラブに入る事になってるんだってな、もしも顔に傷がつたらそれがパーになるぞ!」
押し付けられたナイフを横目で見た魅羅が、喘ぐような声で言う。
「ひっ!いや、やっ、やめて!顔は傷つけないで、お願い!」
魅羅は知っている、自分と言う存在は美しさのみであると言う事を、中学生時代に傷付けられた心を取り戻すために、美しくなる努力を続けた高校時代、それがある意味実ったが今度のモデルクラブからの誘いであった。
これで、私や弟達を育てるのに苦労をしている母親に楽をさせてやる事も出来る、その前にあの人にあって自分の気持ちを伝えたかった。
だから伝説の樹に、全ての思いの丈を込めて手紙を書いたというのに、彼は来てくれなかった、そしてこの男の甘言に誘われてこの様な目にあっている、最後に残された美しさを魅羅は失う事など出来る筈が無かった。
魅羅の抵抗が止む、身体から力が抜け落ち男の思うままに身を任せ始める、ダンッ!と手の持っていたナイフを魅羅のすぐ横に突き立てると、空いた両手で魅羅の両の乳房をあらためて嬲るように揉み始め、その乳房に舌を這わせ始める、揉まれる度に乳房全体が震えるように揺れ動き、揉み上げる指をその柔肌の中に包み込んで行く、膨らみ始めた乳首をしゃぶり口が涎を擦り付け濡らして行く、そして男は乳房を嬲る手を休めたかと思うと、立ち上がって自分が履いているズボンとブリーフを脱ぎ下ろす。
硬く膨れ上がったペニスが、ほとんど自分の腹にくっ付くほどに怒張しビクビクと蠢いている、そして先端からは半透明の汁を滲み出せながら、次の瞬間を待ちわびていた。
「へへへ…今から突っ込んでやるからな、楽しみにしてろよ」
男が、抵抗を止め諦めたように身体を弛緩させている魅羅の両足を持ち上げて、大きく開かせる、既に下着も剥ぎ取られて露になっている股間は、全てを剥き出しにして男の目に曝された。
「うっ…くぅぅ…いや…ぐぅうぅぅ!」
閉じた瞳から涙がこぼれ、魅羅は小さく呻くような声を出す、男の耳のその声が聞こえたかどうかは判らない、ただ剥き出しとなっている魅羅の股間の膣口へと男は、自分の怒張しきっているペニスを一気に突き入れた。
「あっあぁぁぐぅあぁぅっ!ああーーーっ!!」
自分の胎内に侵入してくる異物、それが肉を切り裂きながら身体の中を突き進み、自分を犯していく、肉を裂かれる痛みよりも激しい心の痛みに、魅羅は涙を流し続ける事しか出来なくなった。
ペニスを魅羅の胎内に突き込んだ男は、自分だけが満足するために魅羅の肉体を貫きながら蠢く、より多くの快感を得る為だけに再び乳房を揉み上げ、肉体に舌を這わせながら貪る様に魅羅を犯し続ける。
「気持ちいいだろ!お前も感じてるんだろ、何とか言えよ!返事をしなけりゃ顔を切るぞ!」
自分の快感を高める為に、男は魅羅を罵りながら快感を強要する、床に突き立てたナイフを引き抜いて、再び魅羅の顔にあてがいながら…
「感じます…だから、お願い…顔は傷つけないで、お願い…」
ナイフの感触を頬に感じながら、魅羅は泣きながら男の望む答えを言う。男は満足したように、ナイフを再び床に突き立てて、魅羅を犯す事に熱中して行く、突き込まれたままのペニスが胎内で蠢き、胸に当てられた手がグニュグニュと乳房を嬲る、そして男は絶頂の瞬間を迎える。
「出してやるからな、受け取れよ!」
既に諦めが魅羅を支配していた。
男の言葉の意味を理解しながらも、擦れる様な小さな声で一言だけ…
「いやだ…」
そう言うのが、今の魅羅にとって限界であったのかも知れない、男の汚らしい精を身体の内に出されるのを、泣きながら受け止める事しか出来ずみいる事しか…
満足した男が魅羅の身体の上から離れる、股間に突き込まれていたペニスが、ズルリと引く抜かれた膣口はポカンと小さな孔が開かれ、そこからドロリとした精液と血が入り混じったものが溢れ出て来て、床へと垂れ落ちて行った。
「ほらっ!さっさと服を来て出て行けよ」
虚ろな表情で、犯されたそのままの姿で横たわる鏡魅羅に、男は脱がした制服を放り投げる、まだまだ女を連れ込み奴はいるのだ、用事が済んだ女は早い所出て行くように促されるのであった。

男は背後から押し出されるようにして、鏡魅羅がよろめきながら出て行く、後には如月未緒と、未緒を羽交い絞めにしている男が残された。
「どうだった?なかなか面白いもんだったろ?」
羽交い絞めにされ、鏡魅羅が犯される様を見せられていた未緒に、男が囁くように言う。
「どうしてこんな事を、酷過ぎます!」
未緒は、叫ぶように言うが男は薄笑いを浮かべながら言い放つ。
「役得だからね、充分に楽しまなきゃ、それに君だった楽しんでみていたんだろ?こんなに濡れているじゃないか」
男の手が未緒のスカートを捲る上げる、そしてその手が下着の中に突っ込まれ、股間に触れる。
「あっ!やめて!」
身を捩り、男の手から逃れよとするが、身体に力が入らず男の手から逃れられずに、足掻く事しか出来ない、実際に未緒の股間は湿り気を帯び始めている、心は目の前で行われた事を否定するが、身体は目の前で行われた事に対して、ある意味正常に反応してししまっていた。
男の手が、下着から引き抜かれ未緒の前に突き出される。
「ほら、こんなに濡れている、興奮してたんだろ?今度は自分の番だと思って、早く犯されたいと思って」
「違います!放して、放してください!」
抗う未緒を抱きしめたまま、男はその場に倒れ込むようにして未緒を押し倒し、その上に覆い被さる、そして未緒の制服を脱がし始めた。
「いやっ!やめてください、だめぇぇーー!」
抗う未緒を押さえ込みながら男は思う、ちょうどいい具合だと…鏡魅羅が犯される様子を見ていて感じた事であったが、比較的大柄な女性の場合、力ずくで捻じ伏せて犯すのは一苦労だ、しかし如月未緒位の小柄な体格の女なら、自分の力でも充分に捻じ伏せる事が出来る、そして自由自在に犯すことが出来ると…
果たして男が想像したとおりであった。未緒としては力の限りに抵抗をしているつもりなのだが、小柄な体格と非力な未緒の力では男の戒めから身体を引き離す事など出来ない、その上に見せ付けられていた、鏡魅羅が犯されていく姿が脳裏に焼き付き、身体の中にある芯の様な物が抜け落ちてしまったような感覚があり、更に力を身体に入れる事が出来ないでいる、結果として未緒の抗いと抵抗は、男を楽しませる役目しか果たしえなかった。
制服の上着が脱がされる、春まだ浅い季節の事である、未緒は制服の下にスリップを着込んでいる、男の手がスリップを引き裂く!
「あっ!だめ、いやぁぁーーー!」
スリップが引き裂かれる音と、未緒の悲鳴が重なり一つになる、そしてスリップの下から現れたブラジャーが、上に擦り上げられその下から表れた白い膨らみに男の手が伸びる。
「いっ痛い!いやです!やめてください、痛いんです!」
まだ成長し切っていない膨らみを男の手が強引に揉み上げる、乳房の柔らかさの他に微かなしこりの様な硬さを感じながら、その乳房を捏ねる様に揉み上げながら、指先で乳首を探り出し、半分埋もれている乳首を穿り出すようにしながら、指先で摘まみ上げながら嬲り倒して行く
「うっ、いたい!いやぅ!やめてぇぇーー」
必死に男から逃れようと足掻く未緒であるが、覆い被さってくる男の身体を退かす事など出来ない、ただ男の思うままに身体を嬲られ続けるだけであった。
男の口が乳房を舐め上げて乳首を噛む、涎を塗りつけながら歯形を乳房に刻む、そして手が下へと降りて行きスカートを外そうと蠢かす。
「だめ!それはだめぇぇーー!よして、やめてください、お願いします。お願い!」
スカートへ伸ばされた手を払い退けようとするが、強引にスカート引き剥がされ下着の中に手を突っ込まれる、その手が未緒の薄い茂みを掻き分けるように這い進み、股間へと再び指を這わせていく
「うぐっ!だめ、そこ!だめぇぇーーー!さわらないで、そこだめぇぇーーー!」
ネチョネチョと股間を嬲る指先、すでに濡れている未緒の股間は、その指でさらに嬲られて湿り気を増して行く、未緒の心の内と正反対に…
下着が擦り下ろされ行く、それを押し止め様と足掻く未緒との間で、小さく激しい争いが起こるが、すぐにその争いが脱ぎ降ろされた下着を目の前に晒された未緒の敗北に終る。
「すっかるグチョグチョだよ、如月さんの下着は…」
剥ぎ取った下着を、未緒の目の前に突きつけながら男が嘲る様な笑みを浮かべ言う。
「いやっ!見せないで、見せないで下さい!」
羞恥の為に顔を真っ赤にした未緒は顔を背けるが、男はそれを赦さずに、その下着を未緒の口の中に捻り込む
「うぐっ!ぐぅ!」
呻く未緒に男は言う。
「どうだい、自分の愛液が染み込んだパンツの味は?これから、別の口にもっと美味しい物を食べさせてあげるよ」
そう言うと男は、未緒の両足を抱え込み持ち上げる、何時の間にかズボンを脱ぎ捨てたのか男は下半身を剥き出しにしていた。
口にねじり込まれた自分の下着を吐き出し、未緒が悲鳴のような声を出して懇願する。
「うぐっ、げふっ!やめて、やめてください!お願い!お願いしますから、だめぇぇ!」

男は未緒の悲鳴を無視する、そしてその身体を未緒の身体の上に、倒れ込むようにしながら多い被らせて行く、すでに膣口に添えられいたペニスは、濡れそぼっている未緒の膣内の意外な程スムーズに挿入された。
「いやぁぁぁーーーー!!」
魂が消え入る様な悲痛な叫び声を出しながら、未緒はその胎内へと男のペニスを挿入されて行く、濡れていたとは言え初めての挿入は、未緒の肉を強引に切り裂きながら激しい痛みを、その肉体の奥深く刻み込みながら浸入させて行った。


                                      告白 』


「いやぁつ!いやいやいやぁぁーーー!」
「いい気持ちだ、最高だよ如月さん、お礼に面白い事を一つ教えてあげるよ」
男は、未緒の胎内深くにペニスを突き入れ、そのペニスを締め付ける肉の感触を味わいながら呻くように言う。
「如月さんが、彼の机に入れた手紙は、僕がこっそりと抜いといたのさ!」
身体を引き裂く苦痛に呻き声を出しながら、喘いでいた未緒は男の言葉を聞いた瞬間に、激しい痛みを堪え聞き返す。
「なぜ!なんでそんな酷い事をするんですか、私は貴方に何か悪い事でもしたとでも言うのですか!何で!」
男は、笑いながら未緒の問いに応える。
「簡単な事さ、こうして如月さんを犯したかったからだよ、如月さんが好きだったんだよ!」
それは歪んだ愛の告白である、男は知っていた…自分が好きな女は、他の男が好きだという事を、報われない恋心…だから男は狂った。
心を得る事が不可能であるなら、せめてその肉体を自分の物にする事で満足しようと考える、そして男は満足したのだ、こうして好きな女の肉体を味わう事が出来る事を…
「そんな…」
未緒は、身体を貫く破瓜の痛みすら一瞬忘れてしう、余りにも身勝手な男の告白に…
「そろそろ出させて貰うよ、これで僕は満足できるんだ、如月さんの初めての男になる事が出来る喜びを得る事が出来るんだ、行くよ!出すよ!受け止めくれよ!」
男は未緒を抱きしめる。
「絶対に!いやぁぁーーー!!」
未緒は、その全身に怖気が満ち溢れだしてくるのを感じる、必死逃れようと足掻くが、抱き締められた力は緩まない、助けを求めるように周囲を見回す未緒の目に写し出される物があった。
それは、鏡魅羅を犯していた男が、脅かすのに使用していたナイフが床に突き刺さったまま残されていたのである、未緒はそのナイフに必死に手を伸ばす…そして、そのナイフを掴んだ!
「放してぇぇーー!」
掴んだナイフを、男に対して懇親の力を込めてぶつける様に突き立てるのと、男が未緒の胎内に射精をするのは同時であった。
「あっ!あぁぁーーーー!」
迸る射精感と突立てられたナイフの痛みの狭間で、男は止め処も無く未緒の胎内に射精をし続ける…その瞬間、男はとても幸福であった。


                                    『 余談 』


この事件により、全ては学校側の知り事となり、その結果として伝説の樹は切り倒される事になった。
後には、新たな伝説が語られるようになる…この場所で犯された少女達の、汚濁に満ちた淫猥な伝説が…


                                                                終




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